2009/04/14

松坂大輔 メジャー最短KO 

レッドソックスの松坂大輔が14日、敵地でアスレチックスとの3連戦第2戦に先発登板し、1回5失点でメジャー最短KOを喫した。岡島秀樹は5番手として登板し、2回を無失点に抑えた。レッドソックスは5−6でアスレチックスにサヨナラ負けを喫した。レッドソックスが初回に3点を先制したが、松坂の乱調で5点を失い2点ビハインドとなった。5回にローウェルのタイムリーヒットなどで2点を挙げ同点に追い付くと、5−5のまま試合は延長戦へ。しかし迎えた延長12回、レッドソックス7番手のJ・ロペスがつかまり2死満塁のピンチを招き、最後はバックにセカンド内野安打を許して、チームはサヨナラ負けを喫した。

松坂は初回、1死一、三塁のピンチを招くと、4番ホリデーにセンター二塁打を浴び2点を失った。その後も投球が安定せず、2死一、二塁の場面から2者連続タイムリーを許すなど5失点を喫した。2回のマウンドには上がらず降板となり、この日は1回を被安打5、与四球2、奪三振0、失点5の内容だった。これで今季の成績は0勝1敗、防御率12.79

2009/04/13

上原浩治 打線の援護に恵まれて2勝目

 オリオールズの上原浩治投手が13日、レンジャーズ戦でメジャー2戦目の登板。先発して5回0/3を被本塁打2を含む7安打7失点87球。それでも打線の援護に恵まれてデビュー戦から2連勝をマークした。生命線である制球に苦しみ、カウントを悪くしては打たれるという悪循環。6回無死満塁で降板したふがいない内容で実質的“KO”。「きょうは何も仕事をしていない。迷惑をかけただけ」と振り返ったが、味方打線の大量援護で勝ち星を手にした“強運”は大きい

2009/04/09

松坂大輔 3本塁打浴び黒星発進

レッドソックスの松坂大輔が9日、本拠地フェンウェイ・パークで岩村明憲が所属するレイズを相手に先発登板し、5回1/3を投げ4失点を喫し、負け投手となった。レッドソックスが4点を追う6回、1死三塁のチャンスにベイがタイムリー三塁打を放ち、1点を返した。8回と9回にも1点ずつを加え1点差に詰め寄ったが、あと一歩及ばず、3−4で敗れた。

松坂は2回、ジョイスのソロ本塁打で先制を許すと、3回には岩村に与えた四球から1死二塁のピンチを迎え、続くロンゴリアに本塁打を浴びて2失点。4回にはリガンズにソロ本塁打を打たれ、4点目を奪われた。今季初登板となるこの試合は毎回ランナーを出す不安定な投球で、6回1死から岩村にセンター二塁打を打たれたところで降板した。5回1/3を投げ9安打4死四球4失点、奪三振は5、防御率は6.75

2009/04/08

上原浩治 5回1失点の好投で初勝利

オリオールズの上原浩治が8日、本拠地で松井秀喜が所属するヤンキース戦に初先発し、5回1失点の好投で初勝利を挙げた。注目の松井との対戦でも、3打数無安打と封じ込めた。

オリオールズが初回に2点を先制すると、1点差に迫られた4回にはマーカキスの2ランなどで一挙に5点を挙げた。上原の後を継いだリリーフ陣が6回に1点、9回には3点を取られたが、7−5で逃げ切りヤンキースに連勝した。

上原は初回、先頭打者にいきなり四球を与える立ち上がり。しかし後続を打ち取り無失点に抑えると、2回、3回とも走者を出しながらも点を与えなかった。4回には2死からヒットと二塁打で初失点を喫したが、1失点で切り抜けた。5回を投げ切ったところでマウンドを降りた。 投球内容は5回を投げ被安打5、与四球1、失点1、奪三振0、球数は86球