2007/12/03

星野ジャパン3連勝!北京五輪出場が決定

勝てば無条件で、敗れても0-1か1-2のスコアであれば同率の韓国、台湾を上回り、日本の北京五輪出場が決まる大事な一戦。日本は苦しみながらも、全員野球で勝利をつかみ取った。初回に4番・新井が気迫溢れるタイムリーで先制に成功。しかし2回以降は6回まで台湾先発・陽建福を打ちあぐねた。1-0の僅差で迎えた6回、台湾の主砲・陳金鋒の逆転2ランで試合をひっくり返されたものの、7回には無死満塁のチャンスで大村が同点スクイズ。続く西岡がタイムリーを放ち、勝ち越しに成功した。結局、この回打者12人の猛攻で大量6点を奪い逆転。9回にも新井の2ランなどで3点を挙げ、試合を決定付けた。先発した“日本のエース”ダルビッシュが、苦しみながらも踏ん張った。4つの四死球と本調子ではないものの、7回を投げ3安打6奪三振で2失点。まさかの逆転弾を浴びたものの、打線の援護にも助けられた。8回は予選初登板の藤川、最後は上原がきっちりと締めた。

2007/12/02

星野ジャパン、激戦制し韓国に勝利

日本にとって、絶対に負けられない大一番。試合開始直前には先発投手を含めた韓国側のスタメンが急きょ変更になるハプニングもあったが、日本は動じることなく踏ん張り続けた。1点を追う2回、大村のタイムリーで同点に追いつくと、森野の打球がタイムリーエラーを誘い勝ち越しに成功。3回には好調の阿部がタイムリーを放ち、リードを2点とした。その後は、ランナーを出しながらも追加点が取れず苦しんだ日本だったが、8回には稲葉のタイムリーが重い空気を一掃した。重要な一戦に抜てきされた先発・成瀬を4回途中2失点で降板させ、早め早めの継投策で逃げ切った。2番手・川上は一打同点のピンチをしのぐと、5回にも2死一、二塁の場面を無失点で切り抜けた。6回には2死一、二塁として3番手・岩瀬にスイッチ。自ら満塁にまでしたものの、あわや逆転の場面を抑えガッツポーズを見せた。8回には1点差に詰め寄られ、なおも2死一、三塁のピンチを迎えたが得点を与えず。最後は上原が1イニングをパーフェクトに抑え、リードを守り切った。

2007/11/11

中日、接戦制しアジア王者! 日本勢3連覇

予選リーグでSKに破れ、何とか雪辱を果たしたい中日。前回同様に苦しい展開となったが、チームをアジア王者に導いたのは井端の一振りだった。5-5の同点で迎えた土壇場9回2死ニ塁の場面で、SKのロマノから値千金の決勝タイムリー。8回に同点2ランを浴び、嫌なムードが漂い始めた中、見事に相手の流れを断ち切った。初戦で3点に抑えこまれたSK投手陣を攻略した。初回に2点を先制された直後の2回に井上のソロで1点差に詰め寄ると、5回には藤井のタイムリー、さらに、荒木の内野ゴロの間に1点を奪い逆転に成功。6回には今大会当たりの出ていなかった李炳圭がレフトへ2点本塁打を放ち、試合の主導権を握った。しかし、投手陣がピリッとしない。先発の山井が7回を3失点にまとめて、先発の役割を果たすも、8回に登板した2番手岡本が大誤算。2死から四球を与えると、SK5番のイ・ジンヨンに特大の同点2ランを浴びた。それでも井端のタイムリーで勝ち越しを奪った9回は、シーズン同様に岩瀬がきっちりと3人で締めて逃げ切り中日が6-5で勝利を収めてアジア王者に輝いた。

2007/10/28

レッドソックス、3年ぶり7度目のワールドシリーズ制覇!

レッドソックス3年振り7回目のチャンピオン! 米大リーグ、ワールドシリーズ(7回戦制)のロッキーズvs.レッドソックス第4戦が28日、ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで行われ、レッドソックスが4-3で勝利、4連勝でワールドシリーズを制した。岡島秀樹は8回に4番手として登板。1死後に安打を許すと、5番アトキンスに2ランを打たれ降板した。初回、レッドソックスがオルティーズのタイムリーで先制。5回にバリテックのタイムリー、7回にはローウェルのソロで追加点を奪いリードを広げた。7回に1点を許したが、8回にキルティのソロで再び3点差。8回に岡島が2ランを許し1点差に追い上げられたが、最後は守護神パペルボンが締めくくり逃げ切った。

2007/10/27

松坂大輔 投打に活躍!

レッドソックスの松坂大輔が27日、敵地クアーズ・フィールドでロッキーズとのワールドシリーズ(7回戦制)第3戦に日本人投手として初先発し、6回途中2失点で勝利投手になった。レッドソックスは10-5で3連勝を飾り、ワールドシリーズ制覇へ王手をかけた。岡島秀樹は4番手として登板し、1回を1失点。初回、松井稼にいきなりヒットを許すと、味方守備のエラーで無死二塁のピンチを背負う。しかし、後続を切って取って無失点に抑えると、徐々に調子を上げて4回まで力強いピッチングを披露。2安打を許した5回、1死一、二塁と再びピンチを招くも、松井稼を内野ゴロに打ち取るなど無失点に切り抜けた。6回も続投したが、1死から2者連続四球を出したところで降板。2番手ロペスが2本のタイムリーヒットを浴びて、松坂に失点が付いた。この日は5回1/3を投げ、3安打、2失点、5奪三振、4四死球で勝ち投手になった。打撃では3回2死満塁の第2打席は、スライダーをとらえてレフト前へ2点タイムリーヒットを放った。岡島は7回途中、無死一、三塁の場面で登板し、ホリデーに真ん中ストレートの初球をセンターへ運ばれ3ランを許した。しかし、後続を打ち取ってリードを死守。レッドソックスが3回に打者一巡の猛攻で一挙6点を奪取。序盤から優位に立つも、6回に2点、7回には3点を返されて1点差まで詰め寄られた。何とか踏みとどまってリードを死守したレッドソックスは、8回に3連打でたたみ掛けて3点を加え、再びロッキーズを引き離した。9回には主将バリテックの犠牲フライでダメ押しの1点を入れ、試合を決めた。

2007/10/21

松坂大輔 プレーオフ初勝利 ワールドシリーズ進出

レッドソックスの松坂大輔が21日、アメリカンリーグ優勝決定シリーズ第7戦、インディアンス相手に先発登板。5回2失点と先発の役割を果たし、プレーオフ初勝利を挙げた。また、レッドソックスの岡島秀樹が松坂の後を継いで、6回から登板。2回0/3を投げて無失点に抑えた。3回までヒット1本で無失点に抑えたが、4回にガーコのタイムリー二塁打で1点を許すと、5回にもサイズモアに犠牲フライを打たれた。結局5回を投げ、6安打、2失点、3三振、無四球で勝ち投手となった。岡島秀樹は2番手で登板し、6回を3人で抑えると、7回味方のエラーなどでピンチを招くも無失点で切り抜けた。8回も続投したが、無死から2安打されたところで、パペルボンにマウンドを譲った。レッドソックスが初回にラミレスのタイムリーで1点を先制、2、3回にも追加点を挙げ3点をリードする展開。4回に1点を返され、5回にも犠牲フライで1点差に迫られたが、7回にペドロイアの2ランで引き離すと、8回には6点を奪い突き放した。最後はパペルボンが締めて、見事にア・リーグチャンピオンに輝いた。

2007/10/15

松井稼頭央 ロッキーズのワールドシリーズ進出

ロッキーズの松井稼頭央が、本拠地でダイヤモンドバックスとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に「2番・セカンド」で先発出場し、タイムリーヒットを放つ活躍を見せた。ロッキーズは6-4で勝利し、プレーオフ無敗でナ・リーグチャンピオンに輝いた。ロッキーズのワールドシリーズ進出は球団史上初。松井は第1打席センターフライ、第2打席空振り三振に倒れたが、第3打席でセンター前タイムリーを放った。第4打席は空振り三振で、4打数1安打1打点。ロッキーズが3回に先制点を許したが、6回にスミスの2点タイムリー二塁打で逆転。さらに松井のタイムリーで1点加えた後、ホリデーが3ランを放ち6点を奪った。投げては先発モラレスが4回で降板すると、小刻みな継投でダイヤモンドバックスの反撃を8回の3点に抑え、逃げ切った。

松坂大輔 プレーオフ 黒星・・・

レッドソックスの松坂大輔が、敵地でインディアンスとのアメリカンリーグ優勝決定シリーズ第3戦(7回戦制)に先発登板、5回途中4失点でプレーオフ初黒星を喫した。また、岡島秀樹は3番手で登板し無失点に抑えた。インディアンスが4-2で競り勝ち、対戦成績を2勝1敗とした。松坂は初回を2者連続三振など完ぺきな立ち上がりを見せるも、2回にロフトンの2ランで先制点を許した。3、4回は力投したが、5回にワイルドピッチと四球などで1死一、二塁のピンチを招くと、カブレラのセンター前タイムリーヒットなどで2失点。その後も制球が定まらずにヒットで出塁させ、2死一、二塁とピンチを広げたところで降板を告げられた。結局この日は4回2/3を投げて6安打、1本塁打、2四球、6奪三振、4失点。球数は101球だった。インディアンスがベテラン打者ロフトンの一発で2点を先制。その後も5回1死一、二塁のチャンスから、ヒットと内野ゴロの間に2点を追加した。投げては先発のウエストブルックが再三走者を背負うも、6回2/3を2失点と粘り強いピッチングを披露。一方のレッドソックスは終盤にバリテックの2ランで追い上げを見せたが、反撃が遅かった。

2007/10/14

松井稼頭央 ロッキーズ3連勝

ロッキーズの松井稼頭央が、本拠地でダイヤモンドバックスとのナショナルリーグ優勝決定シリーズ第3戦に「2番・セカンド」で先発出場、第3打席にショート内野安打を放った。ロッキーズは4-1で勝利を収め、同シリーズ3連勝。球団史上初となるワールドシリーズ進出へ王手をかけた。松井稼の第1打席はピッチャーゴロ、第2打席はレフトファウルフライに打ち取られた。第3打席は俊足を生かしてショート内野安打を記録した。第4打席はサードゴロに終わり、この日は4打数1安打。ロッキーズが1-1で迎えた6回、2死一、二塁の場面でトレアルバが3ランを放ち、勝ち越しに成功。投げては先発のフォッグが6回を1失点に抑えると、アフェルト、フエンテス、コルパスの必勝リレーでダイヤモンドバックス打線を封じた。ロッキーズはレギュラーシーズン終盤の勢いをそのままに、プレーオフでも負けなしの6連勝を飾った。

2007/10/12

松井稼頭央 ロッキーズ2連勝

ロッキーズの松井稼頭央が、敵地でダイヤモンドバックスとのナショナルリーグ優勝決定シリーズ第2戦に「2番・セカンド」で先発出場、第3打席にレフト前ヒットを放った。ロッキーズは3-2で延長戦を制し、同シリーズ2連勝を飾った。松井稼の第1打席は四球で出塁。第2打席は犠打を記録した。第3打席はレフト前ヒット。その後は、空振り三振、レフトフライ、ライトフライと凡退した。この日は4打数1安打。ロッキーズが2-2で迎えた延長11回、2死満塁からタベラスが押し出し四球を選び、勝ち越しに成功。その裏はスパイアーが締めた。一方のダイヤモンドバックスは土壇場の9回に同点に追いついたが、あと一歩及ばず。本拠地で痛い連敗を喫した。

2007/10/11

松井稼頭央 勝ち越しタイムリー!

ロッキーズの松井稼頭央が、敵地でダイヤモンドバックスとのナショナルリーグ優勝決定シリーズ初戦に「2番・セカンド」で先発出場、勝ち越しのタイムリーヒットを放つなど1安打1打点1盗塁の活躍を見せた。ロッキーズは5-1で快勝。松井稼の第1打席は見逃し三振。3回の第2打席にレフト前タイムリーヒット。第3打席はショートフライ。第4打席はファーストゴロエラーで出塁すると、二盗に成功。第5打席は空振り三振だった。1点を先制されたロッキーズが2回に同点に追い付くと、3回には松井の勝ち越しタイムリーヒットなどで3点を奪取。さらに、7回2死三塁から松井のファーストゴロエラーの間に1点を加え、リードを広げた。投げてはロッキーズの先発フランシスがボールを低めに集める丁寧なピッチングで、6回2/3を1失点に抑える好投。後を継いだリリーフ陣は無失点リレーで切り抜け、リーグチャンピオンへ向けて白星発進。

2007/10/06

松井稼頭央 ナショナルリーグ優勝決定戦進出

ロッキーズの松井稼頭央は、本拠地で地区シリーズ第3戦に「1番・セカンド」で出場し、先制タイムリー三塁打を含む2安打を放った。チームも2-1で接戦を制して3連勝。球団史上初のナショナルリーグ優勝決定戦進出を果たした。また、フィリーズの井口資仁は、6回2死ニ塁の場面で代打として出場したが、ショートフライに終わった。白熱した投手戦となったが、ロッキーズが同点で迎えた8回にベーカーが勝ち越しタイムリー。9回はコルパスが3人で締め、逃げ切った。松井稼が再び“ミラクル”を起こした! 0-0で迎えた5回の第3打席、2死ニ塁から、レフトの横を抜ける先制タイムリー三塁打。貴重な先制打を放った。この日は第1打席でセカンドゴロに倒れたものの、第2打席でショート内野安打、第4打席は敬遠四球と3度出塁。結局3打数2安打1打点の活躍。

2007/10/05

松坂大輔 プレーオフ先発

レッドソックスの松坂大輔が、本拠地フェンウェイ・パークでの地区シリーズ第2戦、エンゼルス戦に先発登板。3失点を喫し、4回2/3で降板した。岡島秀樹は4番手で登板し無失点に抑えた。試合はレッドソックスがラミレスの3ランでサヨナラ勝ち。松坂は初回を無失点に抑えたが、2回に連続二塁打などで3点を奪われた。3、4回と走者を出しながらも無失点で切り抜けたが、5回、2死からヒットと四球を許したところでマウンドを降りた。結局この日は4回2/3を投げ、毎回の7安打、3四球で3失点。3三振を奪い、球数は96球だった。レッドソックスが初回にドリューのタイムリーで2点を先制したが、2回に二塁打2本などで逆転を許す。5回に満塁からローウェルの犠牲フライで同点に追いつくと、9回にラミレスの3点本塁打でサヨナラ勝ち。レッドソックスが連勝でアメリカンリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

2007/10/04

松井稼頭央 プレーオフ 逆転満塁弾!

松井稼頭央の所属するロッキーズが、井口資仁の所属するフィリーズと地区シリーズの第2戦を行った。松井は逆転満塁弾を含む3安打5打点の大活躍。井口は8回に代打で出場し、四球を選んだ。松井の第1打席はセカンドゴロに倒れるも、第2打席にセンター二塁打を放った。2死満塁で迎えた第3打席に逆転弾となる満塁本塁打をたたき込むと、第4打席にはライトへのタイムリー三塁打を打った。第5打席はセンターフライ。この日は5打数3安打5打点。ロッキーズが2-3の1点ビハインドで迎えた4回、松井の満塁本塁打で逆転に成功。6回にも連打で一挙4点を奪い、試合を決定付けた。投げては計6人の投手リレーでつなぎ、結局10-5で勝利を収めた。これでロッキーズが2連勝。シリーズに王手をかけた。

2007/10/03

松井稼頭央 プレーオフ地区シリーズ

プレーオフ地区シリーズ初戦、松井稼頭央の所属するロッキーズと井口資仁の所属するフィリーズが対戦し、ロッキーズが4-2で先勝した。松井稼は「1番・ショート」で先発したが無安打、井口は代打で登場し四球で出塁した。ロッキーズが2回にタイムリーヒット2本と押し出しで3点を先制。5回にフィリーズのロワンド、バレルに連続ソロ本塁打を許したが、反撃を2点に抑えた。8回にはホリデーのソロで追加点を奪い、結局4-2で第1戦をものにした。

2007/10/01

ワンゲーム・プレーオフ

コロラド・ロッキーズの松井稼頭央二塁手は、地元でのサンディエゴ・パドレスとのワンゲーム・プレーオフに「1番・二塁」で先発出場。2点を追う延長13回にこの日2本目のツーベースを放ってサヨナラ勝ちを呼び込む活躍を見せた。ロッキーズは2点差をひっくり返し、9-8の逆転サヨナラ勝ち。1995年以来となるプレーオフ進出を劇的な形で決めた。松井稼頭央は初回、ナ・リーグ投手三冠王をほぼ確実にしているパドレス先発のジェイク・ピービ投手から右中間へのツーベースで出塁。その後、4番トッド・ヘルトン一塁手の犠飛で先制のホームを踏んだ。2回の第2打席はセカンドゴロ、4回の第3打席はショートゴロだったが、1死三塁で迎えた6回の第4打席では、センターへ勝ち越しの犠牲フライを打ち上げた。その後は8回の第5打席でピッチャーゴロ、10回の第6打席でショートフライと凡退したが、13回に先頭で打席に入ると、パドレスの守護神トレバー・ホフマン投手から右中間を破る二塁打を放ち、逆転サヨナラ勝ちのおぜん立てをした。

2007/09/28

松坂大輔 15勝目!レ軍地区優勝

レッドソックスの松坂大輔が28日、本拠地でのツインズ戦に今季レギュラーシーズン最後の先発登板、日本人新人メジャーリーガーのシーズン最多記録を更新する15勝目(12敗)を達成した。松坂は危なげないピッチングで、6回まで無四球無失点に抑えた。7回に先頭打者モルノーにソロ本塁打を浴び、初めての四球を与えるなどピンチを背負うも、後続を抑えてリードを死守。レッドソックスが1回にローウェルのタイムリーヒットなどで2点を先制。その後も2点を追加してリードを奪うと、2点差に詰め寄られた8回にオルティーズの35号ソロ本塁打で優位に立った。投げては先発の松坂が8回2失点の好投を見せると、最後は守護神パペルボンが抑えて試合を締めくくった。ヤンキースが同日、オリオールズ戦に敗れたため、レッドソックスの12年ぶりアメリカンリーグ東地区優勝が決まった。

2007/09/25

井川慶 先発登板・・・

ヤンキースの井川慶は25日、敵地でのデビルレイズ戦に先発登板、5回無失点に抑えたものの勝敗は付かなかった。井川は立ち上がりから荒れ球が目立ち、制球に苦しんだ。しかし、1回から4回まで毎回四球を出して走者を背負うも、何とか踏ん張って無失点に抑えた。ようやくピシャリと3者凡退に仕留めた5回で降板となった。ヤンキースが序盤、ロドリゲスの53号満塁本塁打などで5点をリード。先発の井川は苦しみながらも5回無失点に抑えたが、リリーフ陣が踏ん張れなかった。6回、2番手ラミレスが1点を失うと、3番手ブラニーも押し出し四球、さらにベランディアに1号満塁本塁打を浴びて逆転を許した。この時点で井川の勝ち星は消えた。8回に同点に追い付いたヤンキースだったが、延長10回に8番手カーステンズがナバロに9号サヨナラ本塁打を浴び、力尽きた。

2007/09/22

井川慶 約2カ月ぶりにメジャー登板

ヤンキースの井川慶が7月27日以来、約2カ月ぶりに、8回2死一、ニ塁の場面で8番手として登板。先頭打者ルナにライトへタイムリーヒットを浴びた。だが、相手の走塁ミスでこの回を終了。タイムリーヒットを浴びた。

松坂大輔 7回途中5失点・・・

レッドソックスの松坂大輔が22日、敵地でのデビルレイズ戦に先発登板。7回途中、5-3とリードした展開で降板したが、後続が打たれ15勝目はならなかった。松坂大輔は3回まで無失点に抑えたが、4回にペーニャに2ランを浴びると、6回にもタイムリーを打たれ1点を取られた。7回は2死から連続四球を与え、勝ち投手の権利を持ったまま降板したが、継投したロペスがペーニャに逆転3ランを打たれ、15勝目を逃した。レッドソックスが5-3とリードして迎えた7回、デビルレイズの主砲ペーニャに逆転3ランを浴びた。しかし、粘るレッドソックスは9回表にバリテックのソロで同点に追いつくと、ルーゴの2ランで逆転に成功。最後は守護神パペルボンが抑え8-6で逆転勝ちした。同日、タイガースが敗れたため、プレーオフへの進出が決定した。

2007/09/14

松坂大輔 15勝目は幻に・・・

レッドソックスの松坂大輔が14日、本拠地フェンウェイ・パークでヤンキースとの首位決戦に今季30度目の先発登板、6回途中2失点と好投したものの5点リードをリリーフ陣がひっくり返され、勝敗は付かなかった。1回1死満塁のピンチを招くも、後続を抑えて何とか無失点に抑えた。2回、3回は二塁を踏ませずテンポ良く好投。しかし4回、先頭ポサダに二塁打を許した後、松井にタイムリー三塁打を浴びて1失点。なおも無死一、三塁だったが、併殺打などでピンチを脱した。この日の松坂は、4番ロドリゲスから2奪三振など強気のピッチングを披露。6回、二塁打と連続四球で2死満塁としたところで降板した。試合は、終盤に大きなドラマが生まれた。5点を追うヤンキースは8回、ジアンビーとカノの2者連続本塁打で反撃開始。デーモンのセンター二塁打で無死二、三塁とし、マウンド上へレッドソックスの守護神パペルボンをひっぱり出す。続くジーター、アブレイユの連打で同点としたヤンキースは、ロドリゲスのセンター前タイムリーヒットでついに逆転。8回に一挙6得点を挙げたヤンキースは、ビスカイーノとリベラの継投で1点差を死守した。

2007/09/08

松坂大輔 自己ワーストの8失点・・・

レッドソックスの松坂大輔が8日、敵地でのオリオールズ戦に今季29度目の先発を果たした。立ち上がりから制球力を欠き、苦しいピッチング。初回、伏兵レッドマンにソロを浴び、先制点を許した。2回は3者凡退に抑え、波に乗るかに見えたが、3回に悪夢が待っていた。無死満塁から押し出し四球、タイムリー、押し出し四球で3点を奪われると、2死を取った後、8番ムーアにまさかの満塁弾を喫した。直後にフランコーナ監督が交代の意を告げると、松坂はうつろな表情でマウンドを降りた。オリオールズ打線が爆発。松坂を攻略すると、その後もマーカキスの2ランなどが飛び出し、結局11点を奪った。一方の投手陣は先発のレイセスターが5回4失点だったが、後を継いだブルペン陣が相手の反撃を1失点に抑え、11-5で逃げ切った。

2007/09/03

松坂大輔 1カ月ぶりの白星14勝目

レッドソックスの松坂大輔が本拠地でのブルージェイズ戦に先発登板し、6回途中7失点を喫した。しかし、打線の援護もあり、石井一久と並ぶ日本人ルーキー最多タイとなる14勝目(10敗)を挙げた。初回、二塁打を打たれた後、リオスにタイムリーを打たれ先制点を許した。2回以降は立ち直り、追加点を許さなかったが、6回に1点を失った後、グラースに3ランを浴びた。その後、ヒット2本を打たれたところで降板。初回に先制されたレッドソックスが、その裏にローウェルの3ランで逆転すると、3回に犠飛2本で2点、4回にはタイムリーと相手守備のエラーなども絡め、5点を奪った。6回に松坂、継投したロペスが打たれ8失点で1点差に追い上げられるも、その裏に3点を追加し、試合を決めた。

2007/08/28

松坂大輔 11敗目・・・

レッドソックスの松坂大輔が敵地ヤンキー・スタジアムで宿敵ヤンキースとの首位決戦に今季27度目の先発登板、7回途中5失点で今季11敗目(13勝)を喫した。初回いきなり2点を失う、5回にはジーターにスライダーを本塁打されるが、6回まで3失点と粘りの投球。しかし、“魔”の終盤が訪れる。同点で迎えた7回1死二塁、デーモンに投じた真ん中ストレートをライトスタンドへ運ばれ、勝ち越しを許した。続くジーターを四球で歩かせたところで降板。ヤンキースが先制すると、レッドソックスが追い上げる展開。決着が付いたのは7回、デーモンの9号2ランでヤンキースが勝ち越すと、チャンバーレイン、リベラの必勝リレーで逃げ切り、5-3で接戦を制した。

2007/08/22

松坂大輔 10敗目

レッドソックスの松坂大輔は5回まで被安打1、奪三振6とほぼ完ぺきなピッチング。しかし6回、1死から3番ペーニャに四球を与えると、続くアプトンに逆転本塁打を浴びた。結局6回を投げきったところで降板し、10敗目を喫した。3回に1点を先制されたデビルレイズが6回、アプトンの2点本塁打で逆転に成功。投げてはジャクソンが6回を被安打5、1失点と粘りのピッチング。ウィーラー、グローバーとつなぐと、最後は守護神レイエスを投入し、1点差を守り切り2-1で勝利を収めた。

2007/08/16

井川慶 ヤンキース残留・・・

ニューヨーク・ヤンキースからウエーバーにかけられていたと報じられていた井川慶投手が、ひとまず他球団への移籍がなくなったことが14日の時点で明らかになった。今シーズンここまで12試合に登板して2勝3敗、防御率6・79と大型契約に見合う結果が出ていない。サンディエゴ・パドレスが獲得に名乗りを挙げ、交渉を行っていたもよう。3Aスクラントン・ウィルクスバレーに所属する井川慶投手は16日、トロント・ブルージェイズ傘下の3Aシラキュース戦に先発。しかし7回途中6失点と振るわなかった。初回に四球の後、いきなり先制2ランを浴びる厳しい立ち上がり。その後は4回まで無失点に抑えるも、4-2で迎えた5回に味方のエラーも絡んで同点とされると、続く6回には勝ち越し2ランを打たれた。この日は6回2/3、99球を投げて7安打、1四球、8奪三振、6失点(自責点は5)という内容

2007/08/15

松坂大輔 6回6失点で9敗目

松坂大輔は、初回に岩村、クロフォードの連続ヒットでピンチを招くと、内野ゴロの間に1失点を喫した。2回は無失点で切り抜けたが、3回、4番ペーニャに2点タイムリーを浴びるなど4失点。その後、6回にも1死三塁から犠牲フライで1点を奪われた。結局、2番手タバレスに7回のマウンドを譲り降板。デビルレイズが6回までに6点を奪い、主導権を握ったが、先発ソナンスタインの後を継いだブルペン陣がピリッとせず、終盤に1点差まで詰め寄られた。しかし、最後はレイエスが相手打線の反撃をしのぎ、6-5で何とか逃げ切った。

2007/08/14

桑田真澄 戦力外通告

パイレーツの桑田真澄に戦力外通告。ここまで19試合を投げて0勝1敗、防御率9.43と結果を出せなかった。昨オフに巨人を戦力外となった後、パイレーツとマイナー契約。オープン戦で右足首を捻挫(ねんざ)するアクシデントに見舞われたが、6月に大リーグに昇格。同10日のヤンキース戦で大リーグ・デビューを果たした。ここまで中継ぎとして19試合に登板して0勝1敗、防御率9.43。6月は防御率2.53と好成績を残したが、ここ10試合は計19失点と不振が続いていた。

2007/08/10

岡島秀樹 メジャー初黒星

松坂大輔は初回、四球を与えたパターソンに二盗を決められると、4番テハダには真ん中に甘く入った球をレフト前へ運ばれて先制点を献上。ストレートのコントロールに苦しみながら、続く2回、3回、5回にも得点圏に走者を背負ったものの、切れのいいスライダーを武器に後続を打ち取った。2回以降は無失点に抑え、7回3者凡退に仕留めたところで降板。岡島秀樹は8回1死二塁の場面で、2番手ガニエを継いで登板。モーラにレフト前へ同点のタイムリーヒットを浴びた。9回も続投したが、先頭打者ロバーツを二塁打で出塁させて1死三塁のピンチを招くと、マーカキスにセンターへサヨナラの犠牲フライを許した。レッドソックスが8回、モーペーニャのセンター前ヒットで同点に追い付く。さらに2死一、三塁からルーゴのプッシュバントで逆転に成功したレッドソックスは、その後もオルティーズとラミレスの連打で追加点を奪った。しかし、松坂から継投したガニエが1点差に詰め寄られると、岡島が救援に失敗。レッドソックスは終盤の逆転劇を生かせず、5-6で敗れた。

2007/08/04

松坂大輔 13勝目!

松坂大輔は初回3者凡退に仕留めたが、2回にはベルトレにソロを浴び、先制を許す。しかし、3、4回とピンチを招いたが無失点で切り抜けると、5、6回は4三振を奪うなど危なげないピッチングで無失点。7回にベタンコートに甘いストレートを狙われてソロアーチを喫したが、後続を仕留めて、この回でマウンドを降りた。レッドソックスが1点ビハインドの4回に2点を奪い、逆転に成功。6回にも2点を追加した。投げては、先発の松坂が7回2失点と好投を披露。8回にガニエが1失点を喫したものの、9回は守護神パペルボンが締めて、逃げ切った。

2007/08/03

Player of the month 松井秀喜

7月は松井秀喜にとって、文句なしに自己最高の成績だった。7月3~19日までの14試合連続安打を含めて28試合中、25試合でヒットを重ねて計39安打を放ち、打率3割4分5厘と28打点をマーク。打つだけではなく選んだ四球は14回を数え、出塁率4割1分1厘と得点の起点にもなった。選考の決め手になったのは長打率7割3分5厘、13本塁打、31得点の3つだった。月間MVPは初選出だ。日本人選手では野茂英雄、伊良部秀輝、イチローに続く4人目の受賞となった。

2007/07/29

松坂大輔、8敗目

レッドソックスの松坂大輔が29日、敵地でのデビルレイズ戦に今季22試合目の先発登板を果たした。6回まで無失点と粘りのピッチングを続けていたが、7回にソロ本塁打を許して降板し、8敗目を喫した。初回から6回まで要所を締めて無失点に抑えた。しかし、0-0で迎えた7回1死からナバロに甘いフォークを狙われ、今季第3号ソロ本塁打を浴びた。結局、次打者にヒットを許したところで降板。両投手の好投で投手戦となった。動いたのは7回。デビルレイズがナバロのソロを皮切りに集中打を浴びせ、5点を奪った。投げては、先発のカズミアーが6回無失点の好投を披露。中継ぎ陣も相手の反撃を2点に抑え、逃げ切った。

2007/07/26

井川慶、3敗目

ヤンキースの井川慶が26日、敵地でのロイヤルズ戦に今季今季11度目の先発登板を果たした。しかし、5回2/3を5失点の内容で3敗目(2勝)を喫した。2回に二塁打2本、三塁打2本と長打を浴び4点を失うと、6回にも2死から失点し6回途中で降板した。ロイヤルズが2回に4点を先制。6、7、8回にも1点ずつ加えた。投げては、デ・ラ・ロサ、グリンキー、ソリアのリレーで、強打のヤンキース打線を完封した。

2007/07/24

松坂大輔、7回無失点で12勝目!

レッドソックスの松坂大輔投手は24日、敵地ジェイコブズ・フィールドでインディアンスとの3連戦初戦に先発、圧巻のピッチングで7回を無失点に抑えて、12勝目(7敗)を挙げた。初回にピンチを招くも、2回以降は安定したピッチングを見せ、インディアンス打線を封じた。結局99球を投げた7回を終えて降板。序盤は投手戦、レッドソックスが4回にローウェルのタイムリーヒットで貴重な1点を先制。投げては松坂、岡島、パペルボンのリレーで、1点を守り切った。

2007/07/21

井川慶、5回2失点

ヤンキースの井川慶が、本拠地でのデビルレイズ戦ダブルヘッダー第1試合に今季10度目の先発登板を果たした。5回を投げて2失点で降板し、勝ち負けはつかなかった。立ち上がりからピリッとせず、初回、2回といずれもソロ本塁打を許した。3、5回には満塁のピンチを招くも、後続を仕留めて無失点。ヤンキースが2点ビハインドの4回に松井の2ランで同点に追いつくと、6回にはダンカンの1号2ランなど一挙に5点を奪い、勝ち越しに成功。投げては、井川が不安定な投球ながら5回2失点で切り抜けると、その後はビスカイーノ、ファーンズワース、プロクター、リベラとつなぎ、相手の反撃を1失点に抑えた。

2007/07/19

松坂大輔、6回途中3失点で7敗目

レッドソックスの松坂大輔投手は、本拠地でのホワイトソックス戦に先発したが、6回途中に3失点で降板。チームは2-4で敗れ、松坂は7敗目を喫した。立ち上がりから制球に苦しみ、初回に2連続四球の後、ピアジンスキーにタイムリーを打たれ、先制点を許した。2回にチームが逆転し、松坂も5回までに毎回の6奪三振を奪うなど立ち直りを見せたが、6回に再び乱れ、3連続四球で満塁とされた後、またもピアジンスキーに逆転の2点タイムリーを許した。

2007/07/16

井川慶、5回3失点で降板

ヤンキースの井川慶は、本拠地ヤンキー・スタジアムでブルージェイズ戦初戦に出場した。今季10度目となる先発登板の井川は、5回3失点の内容で勝敗は付かなかった。初回、2回とピンチを招くも無失点。しかし、2点リードして迎えた3回に2ランを浴び、同点に追い付かれた。その後、味方打線から2点の援護をもらうが、5回にグラースから、2打席連続となる本塁打をたたき込まれた。結局、5回3失点で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、後を継いだプロクターが打たれて勝敗は付かなかった。ヤンキースが4-4の同点で迎えた6回にフィリップスの2点タイムリーで勝ち越しに成功。投げては、井川が5回3失点とピリッとしなかったが、ブルペン陣が6回以降1失点に抑えた。ヤンキースが6-4で勝利

2007/07/14

松坂大輔、6回4失点も11勝目

レッドソックスの松坂大輔が、本拠地でのブルージェイズ戦に後半戦初の先発登板を果たした。6回を投げて2本塁打を含む4失点を喫したが、味方打線の援護に助けられ、今季11勝目(6敗)を挙げた。初回から得点圏に走者を背負う苦しいピッチング。3回までは何とか無失点に抑えたが、4回、グラースにレフトへ特大のソロを浴びた。6回には再びグラースにタイムリー二塁打を許すと、その後ヒルには2ランを喫した。松坂はこの回を投げ切り降板。その裏、味方打線が爆発して5点を奪い、勝ち投手の権利を得ての降板となった。
レッドソックスが4-4の同点で迎えた6回にバリテックの2ランなどで5点を奪い、勝ち越しに成功。一方の投手陣は松坂が6回4失点とピリッとしなかったが、後を継いだデルカーメン、岡島が相手の反撃を許さず、9-4で勝利を収めた。

2007/07/11

イチローMVP、史上初ランニング本塁打!

第78回オールスターゲームがサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地AT&Tパークで行われ、マリナーズのイチロー外野手がオールスター史上初のランニング本塁打を放ち、MVPに選ばれた。イチローは、「1番・センター」で2年連続の先発出場。初回の第1打席はセンター前ヒット。3回の第2打席はレフト前ヒット。5回1死一塁の第3打席は、真ん中低めのストレートをものの見事にとらえ、ライトフェンス直撃のランニング本塁打。この日は3打数3安打1本塁打2打点の大暴れ。イチローは5回の攻撃終了後に退いた。

2007/07/08

松坂大輔 5回6失点で6敗目

レッドソックスの松坂大輔投手は8日敵地でのタイガース戦に先発登板したが、5回6失点の内容で、6敗目を喫した。本来のキレ、コントロールともになく、甘く入った球をことごとく痛打された。初回は簡単に2死を奪ってから、シェフィールドにレフトスタンドに運ばれ、先制を許す。さらに、逆転してもらった直後の3回にも、テームズのソロ本塁打でまず同点とされると、ケーシーにタイムリー、ギーエンに2ランを浴び、この回だけで4点を失った。4回にもシェフィールドの二塁打で1失点。結局、被安打は10。このうち3本塁打を浴びるなど、6本が長打だった。

2007/07/06

井川慶 5回5失点

ヤンキースの井川慶は本拠地ヤンキー・スタジアムでツインズとの4連戦最終戦に8度目となる先発登板の井川は、5回5失点の内容で勝敗は付かなかった。初回、先頭打者を四球で出塁させると、3連打で2点を先制された。その後、味方打線から5点の援護をもらったものの、4回に3点を失ってリードを守れなかった。この日は5回を投げて、被安打7、奪三振3、与四球3、球数97の投球内容。

2007/07/04

松坂大輔 8回無失点で10勝目

レッドソックスの松坂大輔投手は4日本拠地でのデビルレイズ戦に先発、圧巻のピッチングで8回を無失点に抑えて、10勝目(5敗)を挙げた。7月最初の登板でも素晴らしいピッチングを見せた。デビルレイズ打線を初回から寄せ付けず。1回から8回まで「0」を並べた。8回122球を投げて、9回はパペルボンにマウンドを譲った。この日の投球内容は被安打4、奪三振9、四球1、死球1。日本人選手メジャー1年目での2けた勝利は、野茂英雄と石井一久以来となった。

2007/07/01

井川慶 7回途中4失点で2敗目

ヤンキースの井川慶が1日、本拠地でのアスレチックス戦に今季6試合目の先発登板。3被弾するなど7回途中4失点で2敗目(2勝)を喫した。初回、2回と危なげないピッチングで無失点に抑えた。しかし、3回にケンドール、スチュアートに2者連続のソロ本塁打を浴びて2失点。4、5回と立ち直りを見せたが、6回2死一塁からジョンソンに2ランを許した。結局、6回1/3を投げて、被安打5、奪三振4、球数88の投球内容。

2007/06/28

松坂大輔 8回1失点も勝敗付かず

レッドソックスの松坂大輔が28日敵地セーフコ・フィールドでマリナーズとの3連戦最終戦に先発、8回1失点、球数113と好投したが勝敗は付かなかった。岡島秀樹は9回に2番手として登板、1/3を投げて2安打無失点の内容だった。テンポのいい投球で、3回と8回以外はいずれも3人で攻撃を退けた。唯一の失点となったのは3回、2死から二塁打で走者を出すと、続くイチローに内角高めの球を狙われて先制点を献上。しかし、この日は被安打3、奪三振8、四球1とほぼ完ぺきな内容でマウンドを降りた。

2007/06/22

井川、4回まで好投も勝利投手逃す

ヤンキースの井川慶投手は22日(日本時間23日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発、4回まで好投するものの、あと1死というところで勝利投手の権利を逃した。井川は序盤はチェンジアップがさえ、4回まで被安打2の無失点、5奪三振と素晴らしい投球を披露した。しかし、勝利投手の権利がかかった5回に突如コントロールを乱し、連打で1点を失った後、満塁からボンズに押し出しの四球を与え、無念の降板。結局、4回2/3を投げ、2失点、5奪三振で勝敗は付かなかった。

松坂、6回1失点の力投で9勝目

レッドソックスの松坂大輔が23日(日本時間)、敵地での交流試合パドレス戦に今季15試合目の先発登板。6回1失点、球数126の力投を見せて、今季9勝目(5敗)を挙げた。また、レッドソックスの岡島秀樹が8回に4番手として登板。2三振を奪うなど3者凡退に抑えた。松坂は初回、制球が定まらず、いきなり3者連続四球を与えてしまう。その後、5番バレットにタイムリーを浴びて先制を許した。しかし、2回以降は安定したピッチングを披露。6回まで1点も許さず、7回の打席で代打を送られてベンチに下がった。この日は、被安打5、奪三振9、四球5の内容だった。

2007/06/21

桑田、イチローとメジャーで初対戦

パイレーツの桑田真澄が22日(日本時間)、マリナーズ戦に6回から2番手として登板。6回を無失点で切り抜けると、7回にはイチローから変化球で三振を奪った。結局2回を投げて、4奪三振、無失点の好投を見せて、マウンドを降りた。桑田は3点ビハインドの6回に登場した。最初の打者ベルトレに対して、変化球で追い込むと、最後は外角低めのスライダーで空振り三振に仕留めた。メジャー初の奪三振を記録。その後、内野安打1本を打たれるも、テンポのいい、危なげないピッチングで無失点に抑えた。7回もマウンドに上がった桑田は、この回先頭のイチローと対戦。2-1からの4球目、外角低めに落ちる縦のカーブで、空振り三振に切って取った。その後も安定した投球で、後続を打ち取り、無失点。8回からマウンドをベイリスに譲った。

2007/06/16

松坂7回無失点で8勝目

レッドソックスの松坂大輔投手は16日(日本時間17日)、本拠地フェンウェイ・パークで行われたジャイアンツ戦に先発、7回無失点、8奪三振の力投で8勝目(5敗)を挙げた。岡島秀樹投手は、松坂の後を受けて8回に登板。1回を無失点に抑えた。松坂は1、2回と得点圏に走者を背負ったが、これを切り抜けると、徐々に調子を上げ、中盤は三振の山を築いた。6回に2死満塁と最大のピンチを迎えたが、オーリリアを見逃し三振に仕留めた。メジャーの通算本塁打記録に迫るボンズとの注目の対戦では、敬遠四球、センターフライ、ショートゴロと、無安打に封じた。また岡島も、無死一、二塁のピンチでボンズから見逃し三振を奪った。

2007/06/10

松坂、6回2失点も5敗目

松坂大輔はジョンソンとの投手戦に、コーナーをつく切れのいいスライダーで三振を奪い合う。両投手ともそれぞれ9奪三振をマーク。力投を見せる松坂だったが、4回一死一、二塁、ドリューに真ん中低めの球をとらえられ、同点タイムリーを浴びる。さらに6回1死一塁の場面では、クエンティンに外角低めの球を左中間に運ばれ、勝ち越しの二塁打を許す。7回、松坂に打順が回ったところで代打を送られ、降板となった。 また、松坂のメジャー初打席は、空振り三振。第2打席も空振り三振に倒れ、ジョンソンの前に2打席連続三振を喫した。同点で迎えた6回、ダイヤモンドバックスがクエンティンのタイムリー二塁打で勝ち越すと、8回には3点を追加。一方のレッドソックスは散発6安打で1得点にとどまり、反撃できずに終わった。

桑田真澄が、念願のメジャーデビュー

桑田真澄は、5回からメジャーのマウンドに上がった。5回は打者3人をきっちりと抑えて、3者凡退に仕留めた。しかし、6回2死一塁から、ヤンキースの主砲アレックス・ロドリゲスにライトへ24号2ランを浴びて2失点。その直後に、松井と対戦したが、1-3から四球で歩かせた。結局2回2失点、被安打1、四球2の内容だった。39歳2カ月。海を渡って本場の野球に挑戦するという若い日からの夢がかなった瞬間だった。ヤンキース打線が大爆発。14安打13得点を奪った。一方の投手陣は、先発のクリッパードが4回途中6失点と乱調だったが、後を継いだ投手が相手の反撃を許さず、無失点に抑えた。

2007/06/08

松井秀、今季第6号本塁打!

松井秀喜は、第1打席はライトライナーに倒れたが、第2打席は1死一塁の場面でセンター前ヒット。第3打席、同じく1死一塁のチャンスに、同点打となる今季第6号本塁打を放った。8回1死満塁で迎えた第4打席は見逃し三振、9回の第5打席はライトフライに終わった。この日は5打数2安打2打点1本塁打で、打率は2割8分2厘となった。ヤンキースが、先発のゴーゼラニーを攻略できないまま中盤まで進む。6回に松井の一発で同点に追い付くも、直後の7回に2点を許し4-2とされる。しかしその裏の攻撃でパイレーツの中継陣を攻め、再び同点。そのまま試合は延長戦へ突入した。10回、1死満塁の場面でジーターのサヨナラタイムリーが飛び出し、ヤンキースが試合を制した。これでヤンキースは4連勝となった。

2007/06/05

松坂、7回2失点も4敗目

松坂大輔は3回まで、丁寧なピッチングで無失点に抑えた。しかし、4回に主砲チャベスに外角高めのストレートをはじき返され、左中間スタンドへ今季9号ソロ本塁打を浴びると、5回には2死一塁からスウィッシャーにタイムリー二塁打を打たれて2失点。それでも6、7回と気迫の投球で無失点に抑えた。この日は、被安打7、奪三振8、四球2の投球内容だった。アスレチックスが4回に1点を先制。5回にも1点を追加した。投げては、先発のディナードが6回を無失点と好投。その後も、カレーロ、マーシャル、ルイス、エンブリーとつないで、完封リレーを果たした。一方のレッドソックスは自慢の強力打線が沈黙して、3安打しか打てなかった。

2007/06/02

岡島がメジャー初勝利

岡島秀樹は、レッドソックスが1点ビハインドの7回2死一塁の場面で登板。ポサダをセンターフライに打ち取り、好リリーフを果たすと、その裏の逆転を呼び込んだ。8回も続投した岡島は、相手打線をピシャリと3人で切って取った。結局1回1/3を投げて、被安打0、四死球0、奪三振1の完ぺきな内容。レッドソックスが5-6と1点ビハインドで迎えた7回に、ヤンキースのまずい守備にも助けられて5点を奪い、逆転に成功。8回にも1点を追加した。一方の投手陣は、7回までに6失点と打ち込まれたが、その後は岡島、パペルボンの必勝パターンで相手打線をきっちりと抑えて逃げ切った。

2007/05/30

松坂、6回途中6失点で3敗目

松坂大輔は4回まで、ピンチを招きながらも要所を締めるピッチングで無失点に抑えた。しかし、5回に2点を喫すると、6回にはサイズモアに2ランを浴びるなど4失点。この日は、被安打12、奪三振4、死球1の投球内容で、球数は106だった。インディアンス打線が18安打8得点の猛攻を見せた。投げては、先発のバードがレッドソックスの強力打線を2失点に抑える好投を披露。その後も、中継ぎ陣が相手の反撃を2点に抑えて逃げ切った。

2007/05/29

イチロー21試合連続安打!

イチローは第1打席はサードライナー、第2打席は見逃し三振、第3打席はセカンドゴロに打ち取られる。しかし第4打席でライト前ヒットを放ち、連続試合安打を「21」に伸ばした。第5打席はサードゴロだった。この日は5打数1安打で、打率は3割3分5厘となった。

2007/05/27

城島が満塁本塁打!

城島は第1打席でセンター前ヒット、第2打席は満塁本塁打を放ち、4試合連続で打点をマーク。第3打席と第4打席はショートゴロで、この日は4打数2安打4打点と大活躍。打率を3割2分4厘に上げた。スタメンマスクをかぶった城島は、4回に逆転の第7号満塁本塁打を放ち、チームの勝利に大きく貢献した。

2007/05/25

松坂大輔リーグトップタイの7勝目

松坂は3回まで無失点ピッチング。快調な滑り出しを見せたが、4回に2本塁打を浴びるなど、突如乱れて5失点を喫した。5回もピンチを招いたものの、何とか無失点で切り抜けて、この回でマウンドを降りた。この日は、被安打7、奪三振6、四球3の投球内容で、球数は85だった。試合は、強打のレッドソックス打線が爆発。10安打10得点を奪う猛攻を見せた。投げては、松坂が5失点と打ち込まれたが、ブルペン陣が相手の反撃を1点に抑えた。

2007/05/21

toto BIG(ビッグ)で1等が7口生まれた

BIG(ビッグ)で1等が7口生まれたが、当せん金は5億6313万2913円
12回連続で1等が出ず、約15億円の繰越金が生じていた。今回のtoto全体の売り上げは史上最高の65億3366万4800円。これまで最高だった第12回(01年5月)の38億7248万100円を大きく上回り、ビッグだけで61億2033万1500円を売り上げた。ビッグは昨年9月にスタート。一口300円でJリーグ14試合の結果をコンピューターが選択するもので、手軽さと最高当せん金6億円が売りだ。

2007/05/20

松坂大輔 6勝目!

レッドソックスの松坂大輔投手は19日(日本時間20日)、本拠地フェンウェイ・パークでのブレーブスとの交流戦に先発、8回3失点で6勝目(2敗)を挙げた。
2回の1死一塁は一ゴロで素早くベースカバーに入り、遊撃からの高く浮いた送球をうまく捕って併殺を完成させた。4回の無死一塁はC・ジョーンズを速球、A・ジョーンズはスライダーで連続三振を奪う。投手としての総合力の高さをあらためて示した一戦だった。 前回の無四球完投に続き、今回も8回を投げて四球を与えなかった。
5連勝でリーグ最多に1差と迫る6勝目。

2007/05/18

イチロー 連続盗塁成功ストップ

イチロー記録途絶える。 米大リーグのイチロー「1番・センター」で出場のイチローは、4試合連続マルチヒットを記録するも盗塁に失敗して自身が持つアメリカンリーグ連続盗塁成功記録が「45」でストップした。メジャーの連続盗塁成功記録「50」には届かなかった。
イチローの連続盗塁成功記録は同僚のサイン見落としであっけなく終わった。7回無死一塁、カウント1-2でベンチからエンドランの指示が出た。これを2番打者ビドロが見落とし、イチローは正確な二塁送球の餌食になった。45。大リーグ記録まであと「5」に迫っていた。

2007/05/15

松坂がメジャー初完投勝利!

レッドソックスの松坂大輔が15日(日本時間)、本拠地フェンウェイ・パークで昨季のリーグ王者タイガースとの4連戦初戦に先発登板し今季最高の内容でメジャー5勝目(2敗)を挙げた。 打たせて取るピッチングで、テンポ良く投げ抜いた松坂。カットボールとスライダーはコントロール抜群。フォークボールの切れもあり、四死球はゼロだった。この日は9回を投げて1失点、6安打、1本塁打、5奪三振、無四死球、球数は124。通算8試合での防御率は4.17となった。

2007/05/08

井川、マイナー降格

ヤンキースは7日、不振の井川慶投手(27)のマイナー降格を発表した。 キャンプ地のフロリダ州タンパで再調整し、その後に傘下3Aか2Aのチームで登板、メジャー再昇格に備える。 大リーグ1年目の井川は、救援1を含む6試合に登板。2勝1敗と勝ち越しているものの、防御率7・63。好投もあったが、8失点が1度、7失点が2度もあった。トーリ監督は「安定感の問題。球はいい。詳しくは言えないが、リリースポイントを安定させるためにフォーム矯正の必要があるということ」・・・

2007/05/07

日米通算2000安打を達成

ヤンキースの松井秀喜外野手(32)は6日、ニューヨークのヤンキースタジアムで行われたマリナーズ戦で日米通算2000安打を達成した。巨人時代に1390安打、メジャー通算610安打を放っての2000本到達となった。

豪腕クレメンス、ヤンキースへ復帰!“ロケット”が再びピンストライプに袖を通す! 米大リーグ通算348勝を誇る豪腕ロジャー・クレメンスが7日(日本時間)、ファンの前でヤンキースへ戻ってくることを宣言した

2007/05/06

サッカーくじ繰越金10億円超・・・

日本スポーツ振興センターは6日、スポーツ振興くじ(サッカーくじ、愛称toto)の1つ、第275回「BIG(ビッグ)」で1等が出ず、次回への繰越金額が10億8818万1720円になったと発表した。次回の当せん金は日本のくじ史上最高の6億円となる可能性がある。

2007/05/04

松坂、5回7失点

レッドソックスの松坂大輔が4日(日本時間)、本拠地フェンウェイ・パークでマリナーズ戦に先発登板した。5回7失点で降板したが、勝敗は付かなかった。
松坂は不安定な立ち上がりで、初回から4四死球と2安打でいきなり5点を失う。さらに5回、1死から四球を与えると3安打で2失点を喫し、同点に追い付かれたところでメジャー最短の降板。結局この日は5回を投げて7失点、1奪三振、6四死球、球数は96。通算6試合での防御率は5.45となった。

2007/05/03

ミランとリバプール

ACミラン (5)3 - 0(3) マンチェスター・ユナイテッド
準決勝第2戦の残り1試合がミラノで行われ、ACミラン(イタリア)が、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に3―0で快勝し、2試合合計5―3とし、2シーズンぶりの決勝進出を決めた。

リヴァプール (1)1 - 0(1) (PK 4-1) チェルシー
準決勝第2戦の1試合がリバプールで行われ、イングランド勢の対戦は、2試合合計1―1で延長戦でも決着がつかず、PK戦でリバプールがチェルシーを破って、優勝した04―05年以来、2シーズンぶりの決勝進出を決めた。

2007/04/25

松井秀喜 今季初アーチ

ヤンキースの松井秀喜が25日(日本時間)、敵地でのデビルレイズ戦に「6番・レフト」で先発出場し、今季初アーチとなる先制ソロ本塁打を放った。松井は2回の第1打席、真ん中高めのストレートを強振すると、ライトスランドへ高々と今季初本塁打を放り込む。第2打席はライトライナー。7回の第3打席はピッチャーゴロエラーで出塁し、後続のヒットで同点のホームを踏む。続く8回、2死三塁からの第4打席ではライト前タイムリーヒット。この日は4打数2安打1本塁打2打点で、打率は2割7分8厘となった。

2007/04/24

セルティック中村がMVP

スコットランド・プロサッカー選手協会の年間表彰式が22日、当地で行われ、セルティックのMF中村俊輔(28)が年間最優秀選手に選ばれた。欧州主要リーグでの日本人の年間最優秀選手受賞は初めて。  同賞はスコットランド・リーグ所属選手の投票によるもので、最終4人の候補者から選出された。中村はこの日のキルマーノック戦で決まったセルティックのリーグ2連覇に大きく貢献。欧州チャンピオンズリーグでも、チームの決勝トーナメント進出の原動力になった。  中村は2005年夏にレッジーナ(イタリア)からスコットランドの名門セルティックに加入、1年目から主力の座を築いた。日本では、横浜Mに在籍していた00年にJリーグ年間最優秀選手に輝いたことがある。  中村は昨年12月26日のダンディー・ユナイテッド戦で決めた得点で、年間ベストゴール賞も同時に受賞した。

2007/04/23

レッドソックス4者連続本塁打

松坂、打線の援護に助けられて本拠地初勝利! レッドソックスの松坂大輔が23日(日本時間)、本拠地で宿敵ヤンキースとの3連戦最終戦に今季4度目の先発登板。8回途中6失点とヤンキース打線の洗礼を浴びたが、味方打線が奮起して、今季2勝目(2敗)を挙げた。また、レッドソックスの岡島秀樹が松坂の後を受けて登板したが、打者3人に対して1安打1四球でマウンドを降りた。
松坂は、初回にいきなり2死一、ニ塁からジアンビーに2点タイムリーを浴びる苦しい展開。3回にも再びジアンビーにタイムリーを打たれた。味方から逆転をしてもらった後も投球は安定せず、5回にはジーターのソロ、6回には連打から内野ゴロの間に得点を許した。結局8回途中で降板し、7回0/3を6失点、7奪三振、球数は108という内容。通算4試合での防御率は4.00となった。

2007/04/22

岡島、今度はジアンビ封じ!

ボストン・レッドソックスの岡島秀樹投手は21日、地元でのニューヨーク・ヤンキース戦に7回途中から登板。一発が出れば逆転という場面で指名打者ジェーソン・ジアンビを三振に仕留める好リリーフを披露し、7-5の勝利に貢献した。ヤンキースが初回に2点を先制。2回にも2点を追加した。しかし、けがで出遅れていた今季初先発のカーステンズが大乱調。序盤で4点を奪われると、4回にはオルティーズに2ランを浴びるなど3失点を喫し、勝ち越しを許した。反撃に転じたいヤンキースだったが、3回以降ロドリゲスのタイムリーで1点を奪うのが精いっぱい。敵地で痛い連敗となった。

2007/04/21

岡島、Aロッド斬り!

ボストン・レッドソックスの岡島秀樹投手は20日、地元にニューヨーク・ヤンキースを迎えての伝統の一戦に1点リードの9回から登板。この日2ホーマーのAロッドことアレックス・ロドリゲス三塁手を打ち取るなど、ヤンキースの中軸を抑えて7-6の勝利に貢献し、メジャー初セーブを挙げた。2-6で迎えた8回、レ軍は5点を奪い逆転した。「出番がいつかと思っていたら、逆転した後で行けと言われた」という岡島の出番がきた。9回ヤ軍の攻撃は2番ジーターからだった。 岡島はジーターを二ゴロ、アブレイユ四球の1死一塁。この試合2本塁打していたロドリゲスを速球で詰まらせて二直に打ち取ると、続くトンプソンから空振り三振。「すごくうれしい。(最後は)優勝したみたいだった」と、試合を振り返った。

2007/04/19

井川 初勝利!

ヤンキース・井川慶投手(27)は18日(日本時間19日)、インディアンス戦に先発し、6回を投げ5安打2失点でメジャー初勝利を挙げた。3度目先発の井川は1-0の三回に2点を失ったが、直後に味方が集中打で5点を奪って立ち直った。ヤンキースが9-2で大勝した。井川はここ3試合の登板で最も安定した投球を披露。ストレートと変化球を巧みに織り交ぜながら、ストライク先行の内容でリズム良く投げ抜いた。失点は3回。二塁打と死球でピンチを招いた後、マイケルズのタイムリーヒットで1点。さらにハフナーの内野安打で1点を奪われた。しかし、4回以降は落ち着いた投球で追加点を許さなかった。この日は6回を投げて5安打、5奪三振、2四死球、2失点。球数は92球だった。

2007/04/18

松坂、4回乱調

松坂は4回、警戒すべき打者に挙げていた3番ウェルズに不運な内野安打を許すと、突然高めに抜ける球が目立ち始めた。4番トーマスにはストレートの四球を与え、オーバーベイの適時打で同点とされた後、2連続四球の押し出しで1-2と逆転を許した。松坂は「トーマスを意識しすぎて、あのような結果になった。(押し出しを許した)自分には本当にがっかりした」と話した。
レッドソックスの松坂大輔は敵地トロントでのブルージェイズ戦に、3度目の先発登板を果たしたが、6回2失点で降板し2敗目を喫した。また、レッドソックスの岡島秀樹が松坂の後を受けて7回から登板。1回無失点3奪三振と完ぺきな投球を披露した。
「いいピッチングをしても、チームが負ければ、全然いいとは思わない」

2007/04/17

中日・山本昌が完封

中日が快勝した。1回に井端、荒木、福留の3連打などで2点を先制。3回はウッズの8号3ランで差を広げた。山本昌は緩急をつけた投球がさえ、3安打完封で今季初白星。阪神は攻撃が淡泊で、反撃の糸口すらつかめなかった。


桑田、右足首のギプス外れる米大リーグのパイレーツは16日、右足首負傷からの復帰を目指しているマイナー契約の桑田真澄投手について、リハビリの経過を発表した。

2007/04/15

逃走ヴィクトリーV!

ヴィクトリー逃走V、田中勝春15年ぶりGI制覇だ! JRAの3歳牡馬三冠クラシック第1弾・第67回GI皐月賞は15日、中山競馬場で開催され、果敢に逃げた7番人気のヴィクトリーが人気馬を抑えきってハナ差の逃走V。騎乗した田中勝春、管理する音無秀孝調教師はともに皐月賞初勝利。また、田中勝は1992年の安田記念(ヤマニンゼファー)以来、15年ぶりのGI優勝となった。 2番手から迫った15番人気サンツェッペリンが2着。安藤勝己騎乗の4戦無敗フサイチホウオーは猛然と追い込んだものの、さらにハナ差及ばず3着に敗れ、3連単は皐月賞史上最高となる162万3250円の超高配当となった。なお、1番人気に支持された武豊騎乗のアドマイヤオーラは4着に敗れた。

2007/04/14

痛恨の2ラン井川慶

ヤンキースの井川慶投手は14日(日本時間)、敵地でのアスレチックス戦に今季2度目の先発登板。5回1/3を投げて失点3(自責点2)とまずまずの投球を見せ、勝利投手の権利を得て降板したが、後続の投手が打たれて、メジャー初勝利はおあずけとなった。六回表、味方が3点を勝ち越し、勝利投手の権利を手にしたその裏。チャベスに右越え2ランを浴びて、降板。ヤンキースは延長戦の末、逆転負けを喫し、メジャー初勝利は持ち越しとなった。

岩村の連続試合安打9で止まる。

ハンカチ王子、斎藤佑樹投手(早大)が開幕試合の東大戦に先発した。斎藤は6回を1安打に抑えて勝利投手となり、デビュー戦を飾った。

2007/04/13

9試合連続安打・・・

変化球を打ち損じた。勢いのない打球が、右方向に転がる。しかし、二塁手が打球を追う間に、岩村は一気に加速、送球より早く一塁を駆け抜けた。9試合連続安打は、自慢の足で稼いだ。タンパベイ・デビルレイズの岩村明憲三塁手は12日、敵地でのミネソタ・ツインズ戦に「6番・三塁」で先発出場。3打数1安打、1四球で開幕からの連続試合安打を9に伸ばした。なお打率は4割3分3厘に下がったが、両リーグトップを維持している。足はやい・・・日本にいる時より目立ってる・・・

2007/04/12

松坂 VS イチロー

「DICE-K vs.ICHIRO」米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手は11日、当地で行われたマリナーズ戦に先発、7回8安打3失点でメジャー初黒星を喫し、本拠地フェンウェイ・パークでの初めての登板を白星で飾れなかった。マリナーズのヘルナンデス投手に1安打完封を許して敗戦。「念願だったイチロー外野手との対戦では4打数無安打に抑えたが、要所で踏みとどまることができなかった。

2007/04/11

マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーが4強

サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は10日、当地などで準々決勝第2戦の2試合を行い、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーのイングランド勢が準決勝進出を決めた。 マンチェスターUはホームでローマ(イタリア)に7-1で大勝し、2試合の合計を8-3として5季ぶりの4強入り。オールド・トラフォードでの大敗はローマにとって欧州カップでのクラブ史上最悪の敗戦となった。チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第2戦、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)対ローマの試合は1-7という記録的スコア。
チェルシーは敵地でバレンシア(スペイン)に2-1で逆転勝ちし、1勝1分けで2季ぶりにベスト4へ駒を進めた。 マンチェスターUはカリックが前半11分の先制点など2得点し、ロナルドも2ゴール。チェルシーは0-1の後半7分にシェフチェンコが同点とし、終了直前にエシエンが決勝点を奪った。

2007/04/10

マリナーズ、雪で4連戦1試合もできず

米オハイオ州クリーブランドで9日に行われる予定だったインディアンス―マリナーズのダブルヘッダーは、当地の悪天候のため中止された。このカードは6日の試合が雪のため五回途中でノーゲームに。7日、8日もダブルヘッダーが組まれたが降雪のため順延。結局、予定された4連戦は1試合もできなかった。

2007/04/09

松井秀喜故障者リスト

ヤンキース松井秀喜前日7日のオリオールズ戦で一塁を駆け抜けた際に左足太もも裏を痛めたヤンキース松井秀喜外野手(32)が8日(日本時間9日)、故障者リスト(DL)に入った。

2007/04/08

井川、メジャーデビュー

ニューヨーク・ヤンキースの井川慶投手は7日、ヤンキー・スタジアムでのボルティモア・オリオールズ戦に先発。5回を投げて7失点でもアレックス・ロドリゲスの逆転サヨナラ満塁ホームランで10-7の勝利。井川は黒星を免れている・・・

2007/04/07

岩村メジャー1号本塁打

米大リーグ、デビルレイズの岩村明憲内野手は6日(現地時間)、本拠地初戦となるブルージェイズ戦に「6番・サード」で先発出場し、メジャー初の本塁打を含む4安打と大活躍した。

2007/04/06

松坂投手メジャーデビュー

松坂が歴史的なメジャーデビューを果たした。レッドソックスの松坂大輔投手は6日(日本時間)、敵地カンザスシティーでのロイヤルズ戦に先発で初登板し、7回を投げて1失点、被安打6、10奪三振で見事に初勝利を飾った。米国内で松坂を表現する場合に用いられる「Dice-K」(大輔)の文字。

投球回数7
被安打6
被本塁打1
奪三振10
与四死球1
失点1
自責点1