2007/09/28

松坂大輔 15勝目!レ軍地区優勝

レッドソックスの松坂大輔が28日、本拠地でのツインズ戦に今季レギュラーシーズン最後の先発登板、日本人新人メジャーリーガーのシーズン最多記録を更新する15勝目(12敗)を達成した。松坂は危なげないピッチングで、6回まで無四球無失点に抑えた。7回に先頭打者モルノーにソロ本塁打を浴び、初めての四球を与えるなどピンチを背負うも、後続を抑えてリードを死守。レッドソックスが1回にローウェルのタイムリーヒットなどで2点を先制。その後も2点を追加してリードを奪うと、2点差に詰め寄られた8回にオルティーズの35号ソロ本塁打で優位に立った。投げては先発の松坂が8回2失点の好投を見せると、最後は守護神パペルボンが抑えて試合を締めくくった。ヤンキースが同日、オリオールズ戦に敗れたため、レッドソックスの12年ぶりアメリカンリーグ東地区優勝が決まった。

2007/09/25

井川慶 先発登板・・・

ヤンキースの井川慶は25日、敵地でのデビルレイズ戦に先発登板、5回無失点に抑えたものの勝敗は付かなかった。井川は立ち上がりから荒れ球が目立ち、制球に苦しんだ。しかし、1回から4回まで毎回四球を出して走者を背負うも、何とか踏ん張って無失点に抑えた。ようやくピシャリと3者凡退に仕留めた5回で降板となった。ヤンキースが序盤、ロドリゲスの53号満塁本塁打などで5点をリード。先発の井川は苦しみながらも5回無失点に抑えたが、リリーフ陣が踏ん張れなかった。6回、2番手ラミレスが1点を失うと、3番手ブラニーも押し出し四球、さらにベランディアに1号満塁本塁打を浴びて逆転を許した。この時点で井川の勝ち星は消えた。8回に同点に追い付いたヤンキースだったが、延長10回に8番手カーステンズがナバロに9号サヨナラ本塁打を浴び、力尽きた。

2007/09/22

井川慶 約2カ月ぶりにメジャー登板

ヤンキースの井川慶が7月27日以来、約2カ月ぶりに、8回2死一、ニ塁の場面で8番手として登板。先頭打者ルナにライトへタイムリーヒットを浴びた。だが、相手の走塁ミスでこの回を終了。タイムリーヒットを浴びた。

松坂大輔 7回途中5失点・・・

レッドソックスの松坂大輔が22日、敵地でのデビルレイズ戦に先発登板。7回途中、5-3とリードした展開で降板したが、後続が打たれ15勝目はならなかった。松坂大輔は3回まで無失点に抑えたが、4回にペーニャに2ランを浴びると、6回にもタイムリーを打たれ1点を取られた。7回は2死から連続四球を与え、勝ち投手の権利を持ったまま降板したが、継投したロペスがペーニャに逆転3ランを打たれ、15勝目を逃した。レッドソックスが5-3とリードして迎えた7回、デビルレイズの主砲ペーニャに逆転3ランを浴びた。しかし、粘るレッドソックスは9回表にバリテックのソロで同点に追いつくと、ルーゴの2ランで逆転に成功。最後は守護神パペルボンが抑え8-6で逆転勝ちした。同日、タイガースが敗れたため、プレーオフへの進出が決定した。

2007/09/14

松坂大輔 15勝目は幻に・・・

レッドソックスの松坂大輔が14日、本拠地フェンウェイ・パークでヤンキースとの首位決戦に今季30度目の先発登板、6回途中2失点と好投したものの5点リードをリリーフ陣がひっくり返され、勝敗は付かなかった。1回1死満塁のピンチを招くも、後続を抑えて何とか無失点に抑えた。2回、3回は二塁を踏ませずテンポ良く好投。しかし4回、先頭ポサダに二塁打を許した後、松井にタイムリー三塁打を浴びて1失点。なおも無死一、三塁だったが、併殺打などでピンチを脱した。この日の松坂は、4番ロドリゲスから2奪三振など強気のピッチングを披露。6回、二塁打と連続四球で2死満塁としたところで降板した。試合は、終盤に大きなドラマが生まれた。5点を追うヤンキースは8回、ジアンビーとカノの2者連続本塁打で反撃開始。デーモンのセンター二塁打で無死二、三塁とし、マウンド上へレッドソックスの守護神パペルボンをひっぱり出す。続くジーター、アブレイユの連打で同点としたヤンキースは、ロドリゲスのセンター前タイムリーヒットでついに逆転。8回に一挙6得点を挙げたヤンキースは、ビスカイーノとリベラの継投で1点差を死守した。

2007/09/08

松坂大輔 自己ワーストの8失点・・・

レッドソックスの松坂大輔が8日、敵地でのオリオールズ戦に今季29度目の先発を果たした。立ち上がりから制球力を欠き、苦しいピッチング。初回、伏兵レッドマンにソロを浴び、先制点を許した。2回は3者凡退に抑え、波に乗るかに見えたが、3回に悪夢が待っていた。無死満塁から押し出し四球、タイムリー、押し出し四球で3点を奪われると、2死を取った後、8番ムーアにまさかの満塁弾を喫した。直後にフランコーナ監督が交代の意を告げると、松坂はうつろな表情でマウンドを降りた。オリオールズ打線が爆発。松坂を攻略すると、その後もマーカキスの2ランなどが飛び出し、結局11点を奪った。一方の投手陣は先発のレイセスターが5回4失点だったが、後を継いだブルペン陣が相手の反撃を1失点に抑え、11-5で逃げ切った。

2007/09/03

松坂大輔 1カ月ぶりの白星14勝目

レッドソックスの松坂大輔が本拠地でのブルージェイズ戦に先発登板し、6回途中7失点を喫した。しかし、打線の援護もあり、石井一久と並ぶ日本人ルーキー最多タイとなる14勝目(10敗)を挙げた。初回、二塁打を打たれた後、リオスにタイムリーを打たれ先制点を許した。2回以降は立ち直り、追加点を許さなかったが、6回に1点を失った後、グラースに3ランを浴びた。その後、ヒット2本を打たれたところで降板。初回に先制されたレッドソックスが、その裏にローウェルの3ランで逆転すると、3回に犠飛2本で2点、4回にはタイムリーと相手守備のエラーなども絡め、5点を奪った。6回に松坂、継投したロペスが打たれ8失点で1点差に追い上げられるも、その裏に3点を追加し、試合を決めた。