2007/08/28

松坂大輔 11敗目・・・

レッドソックスの松坂大輔が敵地ヤンキー・スタジアムで宿敵ヤンキースとの首位決戦に今季27度目の先発登板、7回途中5失点で今季11敗目(13勝)を喫した。初回いきなり2点を失う、5回にはジーターにスライダーを本塁打されるが、6回まで3失点と粘りの投球。しかし、“魔”の終盤が訪れる。同点で迎えた7回1死二塁、デーモンに投じた真ん中ストレートをライトスタンドへ運ばれ、勝ち越しを許した。続くジーターを四球で歩かせたところで降板。ヤンキースが先制すると、レッドソックスが追い上げる展開。決着が付いたのは7回、デーモンの9号2ランでヤンキースが勝ち越すと、チャンバーレイン、リベラの必勝リレーで逃げ切り、5-3で接戦を制した。

2007/08/22

松坂大輔 10敗目

レッドソックスの松坂大輔は5回まで被安打1、奪三振6とほぼ完ぺきなピッチング。しかし6回、1死から3番ペーニャに四球を与えると、続くアプトンに逆転本塁打を浴びた。結局6回を投げきったところで降板し、10敗目を喫した。3回に1点を先制されたデビルレイズが6回、アプトンの2点本塁打で逆転に成功。投げてはジャクソンが6回を被安打5、1失点と粘りのピッチング。ウィーラー、グローバーとつなぐと、最後は守護神レイエスを投入し、1点差を守り切り2-1で勝利を収めた。

2007/08/16

井川慶 ヤンキース残留・・・

ニューヨーク・ヤンキースからウエーバーにかけられていたと報じられていた井川慶投手が、ひとまず他球団への移籍がなくなったことが14日の時点で明らかになった。今シーズンここまで12試合に登板して2勝3敗、防御率6・79と大型契約に見合う結果が出ていない。サンディエゴ・パドレスが獲得に名乗りを挙げ、交渉を行っていたもよう。3Aスクラントン・ウィルクスバレーに所属する井川慶投手は16日、トロント・ブルージェイズ傘下の3Aシラキュース戦に先発。しかし7回途中6失点と振るわなかった。初回に四球の後、いきなり先制2ランを浴びる厳しい立ち上がり。その後は4回まで無失点に抑えるも、4-2で迎えた5回に味方のエラーも絡んで同点とされると、続く6回には勝ち越し2ランを打たれた。この日は6回2/3、99球を投げて7安打、1四球、8奪三振、6失点(自責点は5)という内容

2007/08/15

松坂大輔 6回6失点で9敗目

松坂大輔は、初回に岩村、クロフォードの連続ヒットでピンチを招くと、内野ゴロの間に1失点を喫した。2回は無失点で切り抜けたが、3回、4番ペーニャに2点タイムリーを浴びるなど4失点。その後、6回にも1死三塁から犠牲フライで1点を奪われた。結局、2番手タバレスに7回のマウンドを譲り降板。デビルレイズが6回までに6点を奪い、主導権を握ったが、先発ソナンスタインの後を継いだブルペン陣がピリッとせず、終盤に1点差まで詰め寄られた。しかし、最後はレイエスが相手打線の反撃をしのぎ、6-5で何とか逃げ切った。

2007/08/14

桑田真澄 戦力外通告

パイレーツの桑田真澄に戦力外通告。ここまで19試合を投げて0勝1敗、防御率9.43と結果を出せなかった。昨オフに巨人を戦力外となった後、パイレーツとマイナー契約。オープン戦で右足首を捻挫(ねんざ)するアクシデントに見舞われたが、6月に大リーグに昇格。同10日のヤンキース戦で大リーグ・デビューを果たした。ここまで中継ぎとして19試合に登板して0勝1敗、防御率9.43。6月は防御率2.53と好成績を残したが、ここ10試合は計19失点と不振が続いていた。

2007/08/10

岡島秀樹 メジャー初黒星

松坂大輔は初回、四球を与えたパターソンに二盗を決められると、4番テハダには真ん中に甘く入った球をレフト前へ運ばれて先制点を献上。ストレートのコントロールに苦しみながら、続く2回、3回、5回にも得点圏に走者を背負ったものの、切れのいいスライダーを武器に後続を打ち取った。2回以降は無失点に抑え、7回3者凡退に仕留めたところで降板。岡島秀樹は8回1死二塁の場面で、2番手ガニエを継いで登板。モーラにレフト前へ同点のタイムリーヒットを浴びた。9回も続投したが、先頭打者ロバーツを二塁打で出塁させて1死三塁のピンチを招くと、マーカキスにセンターへサヨナラの犠牲フライを許した。レッドソックスが8回、モーペーニャのセンター前ヒットで同点に追い付く。さらに2死一、三塁からルーゴのプッシュバントで逆転に成功したレッドソックスは、その後もオルティーズとラミレスの連打で追加点を奪った。しかし、松坂から継投したガニエが1点差に詰め寄られると、岡島が救援に失敗。レッドソックスは終盤の逆転劇を生かせず、5-6で敗れた。

2007/08/04

松坂大輔 13勝目!

松坂大輔は初回3者凡退に仕留めたが、2回にはベルトレにソロを浴び、先制を許す。しかし、3、4回とピンチを招いたが無失点で切り抜けると、5、6回は4三振を奪うなど危なげないピッチングで無失点。7回にベタンコートに甘いストレートを狙われてソロアーチを喫したが、後続を仕留めて、この回でマウンドを降りた。レッドソックスが1点ビハインドの4回に2点を奪い、逆転に成功。6回にも2点を追加した。投げては、先発の松坂が7回2失点と好投を披露。8回にガニエが1失点を喫したものの、9回は守護神パペルボンが締めて、逃げ切った。

2007/08/03

Player of the month 松井秀喜

7月は松井秀喜にとって、文句なしに自己最高の成績だった。7月3~19日までの14試合連続安打を含めて28試合中、25試合でヒットを重ねて計39安打を放ち、打率3割4分5厘と28打点をマーク。打つだけではなく選んだ四球は14回を数え、出塁率4割1分1厘と得点の起点にもなった。選考の決め手になったのは長打率7割3分5厘、13本塁打、31得点の3つだった。月間MVPは初選出だ。日本人選手では野茂英雄、伊良部秀輝、イチローに続く4人目の受賞となった。