2007/06/28

松坂大輔 8回1失点も勝敗付かず

レッドソックスの松坂大輔が28日敵地セーフコ・フィールドでマリナーズとの3連戦最終戦に先発、8回1失点、球数113と好投したが勝敗は付かなかった。岡島秀樹は9回に2番手として登板、1/3を投げて2安打無失点の内容だった。テンポのいい投球で、3回と8回以外はいずれも3人で攻撃を退けた。唯一の失点となったのは3回、2死から二塁打で走者を出すと、続くイチローに内角高めの球を狙われて先制点を献上。しかし、この日は被安打3、奪三振8、四球1とほぼ完ぺきな内容でマウンドを降りた。

2007/06/22

井川、4回まで好投も勝利投手逃す

ヤンキースの井川慶投手は22日(日本時間23日)、敵地でのジャイアンツ戦に先発、4回まで好投するものの、あと1死というところで勝利投手の権利を逃した。井川は序盤はチェンジアップがさえ、4回まで被安打2の無失点、5奪三振と素晴らしい投球を披露した。しかし、勝利投手の権利がかかった5回に突如コントロールを乱し、連打で1点を失った後、満塁からボンズに押し出しの四球を与え、無念の降板。結局、4回2/3を投げ、2失点、5奪三振で勝敗は付かなかった。

松坂、6回1失点の力投で9勝目

レッドソックスの松坂大輔が23日(日本時間)、敵地での交流試合パドレス戦に今季15試合目の先発登板。6回1失点、球数126の力投を見せて、今季9勝目(5敗)を挙げた。また、レッドソックスの岡島秀樹が8回に4番手として登板。2三振を奪うなど3者凡退に抑えた。松坂は初回、制球が定まらず、いきなり3者連続四球を与えてしまう。その後、5番バレットにタイムリーを浴びて先制を許した。しかし、2回以降は安定したピッチングを披露。6回まで1点も許さず、7回の打席で代打を送られてベンチに下がった。この日は、被安打5、奪三振9、四球5の内容だった。

2007/06/21

桑田、イチローとメジャーで初対戦

パイレーツの桑田真澄が22日(日本時間)、マリナーズ戦に6回から2番手として登板。6回を無失点で切り抜けると、7回にはイチローから変化球で三振を奪った。結局2回を投げて、4奪三振、無失点の好投を見せて、マウンドを降りた。桑田は3点ビハインドの6回に登場した。最初の打者ベルトレに対して、変化球で追い込むと、最後は外角低めのスライダーで空振り三振に仕留めた。メジャー初の奪三振を記録。その後、内野安打1本を打たれるも、テンポのいい、危なげないピッチングで無失点に抑えた。7回もマウンドに上がった桑田は、この回先頭のイチローと対戦。2-1からの4球目、外角低めに落ちる縦のカーブで、空振り三振に切って取った。その後も安定した投球で、後続を打ち取り、無失点。8回からマウンドをベイリスに譲った。

2007/06/16

松坂7回無失点で8勝目

レッドソックスの松坂大輔投手は16日(日本時間17日)、本拠地フェンウェイ・パークで行われたジャイアンツ戦に先発、7回無失点、8奪三振の力投で8勝目(5敗)を挙げた。岡島秀樹投手は、松坂の後を受けて8回に登板。1回を無失点に抑えた。松坂は1、2回と得点圏に走者を背負ったが、これを切り抜けると、徐々に調子を上げ、中盤は三振の山を築いた。6回に2死満塁と最大のピンチを迎えたが、オーリリアを見逃し三振に仕留めた。メジャーの通算本塁打記録に迫るボンズとの注目の対戦では、敬遠四球、センターフライ、ショートゴロと、無安打に封じた。また岡島も、無死一、二塁のピンチでボンズから見逃し三振を奪った。

2007/06/10

松坂、6回2失点も5敗目

松坂大輔はジョンソンとの投手戦に、コーナーをつく切れのいいスライダーで三振を奪い合う。両投手ともそれぞれ9奪三振をマーク。力投を見せる松坂だったが、4回一死一、二塁、ドリューに真ん中低めの球をとらえられ、同点タイムリーを浴びる。さらに6回1死一塁の場面では、クエンティンに外角低めの球を左中間に運ばれ、勝ち越しの二塁打を許す。7回、松坂に打順が回ったところで代打を送られ、降板となった。 また、松坂のメジャー初打席は、空振り三振。第2打席も空振り三振に倒れ、ジョンソンの前に2打席連続三振を喫した。同点で迎えた6回、ダイヤモンドバックスがクエンティンのタイムリー二塁打で勝ち越すと、8回には3点を追加。一方のレッドソックスは散発6安打で1得点にとどまり、反撃できずに終わった。

桑田真澄が、念願のメジャーデビュー

桑田真澄は、5回からメジャーのマウンドに上がった。5回は打者3人をきっちりと抑えて、3者凡退に仕留めた。しかし、6回2死一塁から、ヤンキースの主砲アレックス・ロドリゲスにライトへ24号2ランを浴びて2失点。その直後に、松井と対戦したが、1-3から四球で歩かせた。結局2回2失点、被安打1、四球2の内容だった。39歳2カ月。海を渡って本場の野球に挑戦するという若い日からの夢がかなった瞬間だった。ヤンキース打線が大爆発。14安打13得点を奪った。一方の投手陣は、先発のクリッパードが4回途中6失点と乱調だったが、後を継いだ投手が相手の反撃を許さず、無失点に抑えた。

2007/06/08

松井秀、今季第6号本塁打!

松井秀喜は、第1打席はライトライナーに倒れたが、第2打席は1死一塁の場面でセンター前ヒット。第3打席、同じく1死一塁のチャンスに、同点打となる今季第6号本塁打を放った。8回1死満塁で迎えた第4打席は見逃し三振、9回の第5打席はライトフライに終わった。この日は5打数2安打2打点1本塁打で、打率は2割8分2厘となった。ヤンキースが、先発のゴーゼラニーを攻略できないまま中盤まで進む。6回に松井の一発で同点に追い付くも、直後の7回に2点を許し4-2とされる。しかしその裏の攻撃でパイレーツの中継陣を攻め、再び同点。そのまま試合は延長戦へ突入した。10回、1死満塁の場面でジーターのサヨナラタイムリーが飛び出し、ヤンキースが試合を制した。これでヤンキースは4連勝となった。

2007/06/05

松坂、7回2失点も4敗目

松坂大輔は3回まで、丁寧なピッチングで無失点に抑えた。しかし、4回に主砲チャベスに外角高めのストレートをはじき返され、左中間スタンドへ今季9号ソロ本塁打を浴びると、5回には2死一塁からスウィッシャーにタイムリー二塁打を打たれて2失点。それでも6、7回と気迫の投球で無失点に抑えた。この日は、被安打7、奪三振8、四球2の投球内容だった。アスレチックスが4回に1点を先制。5回にも1点を追加した。投げては、先発のディナードが6回を無失点と好投。その後も、カレーロ、マーシャル、ルイス、エンブリーとつないで、完封リレーを果たした。一方のレッドソックスは自慢の強力打線が沈黙して、3安打しか打てなかった。

2007/06/02

岡島がメジャー初勝利

岡島秀樹は、レッドソックスが1点ビハインドの7回2死一塁の場面で登板。ポサダをセンターフライに打ち取り、好リリーフを果たすと、その裏の逆転を呼び込んだ。8回も続投した岡島は、相手打線をピシャリと3人で切って取った。結局1回1/3を投げて、被安打0、四死球0、奪三振1の完ぺきな内容。レッドソックスが5-6と1点ビハインドで迎えた7回に、ヤンキースのまずい守備にも助けられて5点を奪い、逆転に成功。8回にも1点を追加した。一方の投手陣は、7回までに6失点と打ち込まれたが、その後は岡島、パペルボンの必勝パターンで相手打線をきっちりと抑えて逃げ切った。