2007/09/14

松坂大輔 15勝目は幻に・・・

レッドソックスの松坂大輔が14日、本拠地フェンウェイ・パークでヤンキースとの首位決戦に今季30度目の先発登板、6回途中2失点と好投したものの5点リードをリリーフ陣がひっくり返され、勝敗は付かなかった。1回1死満塁のピンチを招くも、後続を抑えて何とか無失点に抑えた。2回、3回は二塁を踏ませずテンポ良く好投。しかし4回、先頭ポサダに二塁打を許した後、松井にタイムリー三塁打を浴びて1失点。なおも無死一、三塁だったが、併殺打などでピンチを脱した。この日の松坂は、4番ロドリゲスから2奪三振など強気のピッチングを披露。6回、二塁打と連続四球で2死満塁としたところで降板した。試合は、終盤に大きなドラマが生まれた。5点を追うヤンキースは8回、ジアンビーとカノの2者連続本塁打で反撃開始。デーモンのセンター二塁打で無死二、三塁とし、マウンド上へレッドソックスの守護神パペルボンをひっぱり出す。続くジーター、アブレイユの連打で同点としたヤンキースは、ロドリゲスのセンター前タイムリーヒットでついに逆転。8回に一挙6得点を挙げたヤンキースは、ビスカイーノとリベラの継投で1点差を死守した。