2008/06/01

黒田博樹 3回もたずメジャー最短KO

ロサンゼルス・ドジャースの黒田博樹投手は1日、敵地でのニューヨーク・メッツ戦に先発。しかし3回にカルロス・ベルトラン中堅手とライアン・チャーチ右翼手に2ランを打たれるなど、この回までに6点を失い、メジャー移籍後では最短の2回2/3でノックアウトされ、5敗目(2勝)を喫した。 試合は1-6でドジャースが敗戦。

ドジャースはメッツの先発左腕ヨハン・サンタナ投手に苦戦。2回に2四球で得た2死一、二塁のチャンスを逃すと、7回までは得点圏に走者を進めることすらかなわず。5点を追う8回2死から四球とマット・ケンプ中堅手のヒットでようやくサンタナをマウンドから降ろしたが、結局この回も得点できずにそのまま押し切られた。

黒田は、初回に1点を先制したもらったにもかかわらず、その裏にデービッド・ライト三塁手に同点タイムリーを浴び、2回こそ3者凡退に抑えたものの、同点で迎えた3回に大炎上。2死三塁からライトに2打席連続タイムリーを打たれて勝ち越されると、続くベルトランに右中間への6号2ランを浴びる。さらに四球の後にはチャーチにも10号2ランを被弾。この後にツーベースと敬遠四球で一、二塁としたところで降板を告げられた。2回2/3を7安打、2四球、6失点という散々な内容