2008/09/04

松坂大輔 6回4失点・・・

レッドソックスの松坂大輔は3日、本拠地フェンウェイ・パークでオリオールズとの3連戦最終戦に今季25度目の先発登板、6回4失点(自責点3)の内容で勝敗は付かなかった。日本人メジャーリーガーのシーズン最多記録となる17勝目は次回以降に持ち越し。レッドソックスは5-4でサヨナラ勝利。

レッドソックスが中盤まで4点を追う展開となったが、終盤に反撃開始。7回にペドロイアの今季17号ソロ本塁打などで2点を返すと、8回にはコッツェイの2点タイムリー三塁打で同点に追い付いた。そして9回無死一、二塁の場面から、エルスブリーの送りバントがピッチャーの悪送球を誘い、二走クリスプがホームを踏んでサヨナラ勝利。逆転勝ちしたレッドソックスは、オリオールズ3連戦を3連勝で締めくくった。

松坂は初回、苦手としている先頭打者ロバーツにいきなり二塁打を打たれると、味方守備のエラーで1点を先制された。2回以降は立ち上がりの兆しを見せて、序盤はこの1失点に抑える力投。しかし、4回に3長短打と2四球などで3点を奪われ、傷口を広げた。5回、6回は二塁を踏ませないピッチングで尻上がりに調子を取り戻してきたが、6回を投げ切り球数が112球に達したところで降板。この日の投球内容は、被安打4、与四球4、奪三振7。防御率は2.88