2008/09/16

黒田博樹 7回3安打無失点9勝目

ロサンゼルス・ドジャースの黒田博樹投手が15日、敵地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に先発登板。7回を3安打、2四死球、2奪三振、無失点の好投で9勝目(10敗)を挙げた。また、斎藤隆投手が8点リードの8回から復帰後初登板を果たし、1回を零封した。ドジャースは8-2で勝利を収めた。

ドジャースは、マニー・ラミレス左翼手の2点タイムリー二塁打などで、4回までに5-0とリードする。その後、フアン・ピエール中堅手に今季1号アーチが飛び出すなど、6回から8回まで毎回1得点。9回に3番手で登板したブラッド・ペニー投手が、2死から2ランを打たれるも、最後はブランドン・モス右翼手をファーストゴロに打ち取り、試合を締めくくった。

黒田は初回、先頭から2者連続ヒットを浴びて無死一、二塁のピンチを招くも、後続3人を完ぺきに抑えて切り抜ける。2回、3回は打者3人で片付けると、4回は死球、5回はフォアボール、6回は二塁打で走者を出しながらも無失点。そして7回は3者凡退に抑え、この回限りでマウンドを降りた。