2008/09/22

松坂大輔 7回2安打無失点18勝目

レッドソックスの松坂大輔は21日、敵地ロジャーズ・センターでブルージェイズとの3連戦最終戦に今季28度目の先発登板、7回無失点の快投で今季18勝目(2敗)を挙げた。松坂は日本プロ野球の西武時代も含め、シーズン17勝が最多記録。この試合で“自己新”を達成した。レッドソックスが3-0で完勝した。

レッドソックスは初回にリードオフマン、エルスブリーがセンター三塁打で出塁すると、ペドロイアの犠牲フライで1点を先制。3回には主砲オルティーズに今季22号2ランが飛び出し、リードを3点に広げた。中盤以降、追加点を入れられなかったが、先発投手の松坂、セットアッパーの岡島、守護神パペルボンの必勝リレーで逃げ切った。

松坂は2回、6回と得点圏に走者を背負うピンチを招くも、後続を打ち取り粘り強いピッチングでいずれもホームを踏ませなかった。1回、3回、4回、7回とこの日は4度3者凡退に仕留め、テンポ良いピッチングを披露。プレーオフ進出の懸かる大一番で先発投手として十分な働きを見せ、7回終了時に降板した。この日の投球内容は、被安打2、与四球2、奪三振6、球数109球。防御率は2.80