2008/09/10

松坂大輔 5回8安打3失点・・・

レッドソックスの松坂大輔が9日、本拠地フェンウェイ・パークでレイズとの首位攻防3連戦第2戦に今季26度目の先発登板、6回途中3失点で勝敗は付かなかった。日本人メジャーリーガーのシーズン最多17勝目は、2試合連続で持ち越し。岡島秀樹は4番手で登板し、救援に成功。また、レイズの岩村明憲は「1番・セカンド」で先発出場し、松坂から2安打を放った。レッドソックスは4-5で逆転負け。

1点を争う緊迫した展開となった。1点を先制されたレイズだが、3回に押し出し死球で同点とすると、アイバーの犠牲フライで逆転。さらに4回に1点を追加しリードを広げた。1点差に詰め寄られた後、終盤8回にベイの逆転2ランを浴びたレイズだったが、土壇場9回に代打D・ジョンソンのソロ本塁打で同点。さらにナバロのタイムリー二塁打で再逆転した。レッドソックスの守護神パペルボンから2点を奪って底力を見せたレイズは、そのまま1点差で逃げ切り、連敗を「4」で食い止めた。

松坂は1回、2回と2死からヒットを打たれて走者を背負うも無失点に抑え、粘りのピッチングで1点リードを死守。しかし、3回に先頭の岩村にバントヒットを許した後、突如コントロールを乱した。2連続四球で無死満塁のピンチを招くと、4番フロイドに押し出し死球を与えて同点。さらに5番アイバーに犠牲フライを打たれ、逆転された。4回にも内野安打で無死の走者を出した後、9番バートレットにレフト方向へタイムリー二塁打を浴びて追加点を献上。5回も無死一、二塁のピンチに陥ったが、何とか無失点に切り抜けた。6回も続投したが、先頭の岩村にライト前ヒットを許したところで降板。投球内容は5回0/3、被安打8、失点3、奪三振5、与四死球5、球数102球。防御率は2.97