2008/09/21

黒田博樹 4回8安打2四死球3失点・・・

ロサンゼルス・ドジャースの黒田博樹投手は20日、地元でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に自身の2けた勝利をかけて先発。しかし5回途中までに8安打を許し、勝利投手の権利を得る目前で降板を告げられた。一方、同点の7回から登板した斎藤隆投手は、1回を無失点に抑えて勝ち越しを呼び込み4勝目(3敗)。ジャイアンツの藪恵壹投手も2回零封と好投している。試合はドジャースが10-7で勝利。

ドジャースは5-2で迎えた5回に、黒田の後を受けたリリーフ陣が同点とされる。それでも7回に連続押し出し四球で労せず2点を勝ち越すと、続く8回にはマニー・ラミレス左翼手がこの日2発目となる2ランなどで3点を追加し、ジャイアンツの反撃を2点でしのいだ。

黒田は初回にいきなり3連打で無死満塁とされると、1死後に押し出し四球で先制点を献上。3回には死球とヒットで1死一、三塁のピンチを招き、味方のエラーで2点目を失う。無失点だった2回と4回にも得点圏に走者を背負う不安定な投球だった黒田は、3点リードで迎えた5回に先頭のベンジー・モリーナ捕手に二塁打を打たれたところでマウンドを降りた。後続の投手が失点したため、この日の内容は4回0/3を投げて8安打、2四死球、5奪三振、3失点。