2008/07/07

松坂大輔 7回1/3無失点

レッドソックスの松坂大輔が7日、本拠地フェンウェイ・パークでツインズとの3連戦初戦に今季15度目の先発登板、8回途中無失点と今季最高の内容を披露したが勝敗は付かなかった。その松坂待望の白星を手にしたのは、2番手で登板した岡島秀樹。2/3回を無安打無失点で降板後、味方打線が得点を挙げた。レッドソックスは1-0で投手戦を制し、連敗を2で止めた。アメリカンリーグ東地区首位のレイズがロイヤルズに敗れたため、2位レッドソックスとのゲーム差は「4」に縮まった。

松坂とベイカーによる熱い投手戦が繰り広げられた。両投手7回まで一歩も譲らず、ゼロ行進。均衡が破れたのは先発2投手が降板後の8回、レッドソックスが4番ラミレスのライト前タイムリーヒットで1点を先制。結局、これが決勝点となった。岡島は今季2勝目(2敗)、パペルボンは同26セーブ目を挙げた。

松坂は初回は2与四球など満塁のピンチを招き、立ち上がりに苦しんだ。球数も初回だけでいきなり25球。しかし、2回以降はテンポ良く投げ抜くと、気迫のピッチングでファンを沸かせた。6回、7回にいずれも2死から長打を許すも、後続をきっちり打ち取りピンチ回避。しかし、8回1死から2連打で一、二塁と走者を背負った場面で無念の降板。投球内容は今季最長の7回1/3、被安打6、奪三振5、与四死球4。防御率は2.84