2008/07/07

黒田博樹 5勝目 16イニング連続無失点

ロサンゼルス・ドジャースの黒田博樹投手は7日、地元でのアトランタ・ブレーブス戦に先発。7回まで1人の走者も出さないパーフェクトピッチングを披露するなど9イニングを1安打、無失点に抑え、メジャー2度目の完封で5勝目(6敗)をマークした。ドジャースは3-0で勝利。

ドジャースは5回にノーマー・ガルシアパーラ遊撃手の2号2ランで先制。さらにマット・ケンプ右翼手のタイムリーで3-0とリードを広げる。投げては黒田が最後までブレーブスに得点を許さず逃げ切り。この結果、ドジャースはこの日試合のなかったアリゾナ・ダイヤモンドバックスと並び、ナ・リーグ西地区で首位に立った。

黒田は、4回まで毎回三振を奪うなどブレーブス打線に付け入る隙を与えず。7回にはセーフティーバントをブレーク・デウィット三塁手がファインプレーで阻止するなど、バックも黒田を盛り立てる。結果的に、8回の先頭打者マーク・テシェイラ一塁手にライトへのツーベースを打たれて快挙は逃したものの、9回をわずか91球で投げ終え、1安打、無四球、6奪三振で零封。これで故障者リストから復帰後は16イニング連続無失点