2008/08/09

松坂大輔 8回1失点13勝目

レッドソックスの松坂大輔が9日、敵地U.S.セルラー・フィールドでアメリカンリーグ中地区首位ホワイトソックスとの4連戦第2戦に今季20度目の先発登板、完投目前だったものの今季最長の8回を投げ切る力投で13勝目(2敗)を飾った。

レッドソックスは5回に1点を先制されたが、6回以降に打線が爆発。同点に追い付いた後の7回、ペドロイアのタイムリーヒットで1点を勝ち越すと、なおも無死満塁からオルティーズが走者一掃のタイムリー二塁打。7回に一挙4得点を入れたレッドソックスは、8回にもエルスブリーの今季7号ソロ本塁打でダメ押し点を奪った。

松坂は、与四死球やエラーなどで自らピンチを招き、5回まで毎回走者を背負う展開となった。5回1死一、三塁からカブレラにライト前へ落ちるポテンヒットを許し、先制の1失点を献上。しかし、3併殺打など粘り強いピッチングで最少失点に切り抜けると、6回以降は尻上がりに好投を披露。6回、7回は2イニング連続の3者凡退。続く8回に走者を背負ったが、4つ目の併殺打でピンチをしのいだ。投球内容は今季最長の8回、被安打4、失点1、奪三振4、与四死球4、エラー1つ、球数106球。防御率は再び3点台を切り、2.90