2008/08/30

黒田博樹 10敗目・・・

ロサンゼルス・ドジャースの黒田博樹投手は29日、敵地で行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックスとの首位攻防戦に先発。しかし、味方のエラーも絡み5回を4失点(自責点2)で8勝目はならなかった。

首位Dバックスとの直接対決でゲーム差を縮めたいドジャース。しかし、5回に失策絡みで逆転を許すと、7回には5本の長短打とガルシアパーラのこの日2つ目となるタイムリーエラーなどで4点を失った。ドジャースは、Dバックスを上回る12安打を放ったものの、拙攻と守備の乱れが響き手痛い黒星を喫した。

黒田は、3回まで1人のランナーも出さないパーフェクトピッチングで序盤を切り抜ける。しかし4回、1死から初ヒットを許すと、2死後、4番のアダム・ダン右翼手に適時二塁打を浴びて先制点を献上。さらに味方が逆転した直後の5回、先頭へのヒット後、パスボールと四球で無死一、二塁のピンチを招く。ここで、オギー・オヘダ二塁手をショートへのゴロに打ち取ったものの、ノーマー・ガルシアパーラ遊撃手が痛恨の送球エラー。二塁走者がホームへ生還し、同点とされてしまう。その後、黒田は踏ん張りきれずタイムリーと犠牲フライを浴びてこの回3点を失った。結局、この回限りでマウンドを降りた黒田は、5イニングを投げて被安打4、与四球1、奪三振4という内容で10敗目