2008/05/06

黒田博樹 今季最短KO

ロサンゼルス・ドジャースの黒田博樹投手が6日、地元でのニューヨーク・メッツ戦に先発登板。6戦ぶりの勝ち星となる2勝目をかけて登板したが、今季ワーストの3回1/3でノックアウトされた。

ドジャースは、黒田が3回までに4点を失う苦しい展開も、7番ブレーク・デウィット三塁手の2点タイムリーなどで食らいつき、1点ビハインドのまま中盤へ。そして迎えた5回、再びデウィットが走者1人置いてランニングホームランを放ち逆転に成功。投げては2番手の郭泓志投手が3回2/3を投げて8奪三振、無失点で切り抜ける好投を披露。そして3番手ジョナサン・ブロックストン投手、クローザー斎藤の無失点リレーで逃げ切った。

黒田は初回、1死走者なしから2番ライアン・チャーチ右翼手にセンターへ先制ホームランを浴びてしまう。さらに2回、3連打を含む4本のヒットなどで2点を献上。続く3回には、味方エラーとヒットで1死一、三塁のピンチを招くとダブルスチールを決められて失点。その後の2死満塁のピンチは抑えたものの不安定な投球は変わらず、4回に再び四球とヒットで1死一、二塁としたところでマウンドを降りた。結局この日の黒田は4回途中8安打、3四球、1奪三振、4失点(自責点2)