2008/05/27

黒田博樹 好投も援護なく4敗目(2勝)

ロサンゼルス・ドジャースの黒田博樹投手は27日、敵地でのシカゴ・カブス戦に先発登板。「5番・右翼」で出場した福留孝介外野手とのメジャー初対決では1安打を許したが、7回途中2失点(自責点1)の好投でマウンドを降りた。しかし、打線の援護に恵まれず負け投手となっている。ドジャースは、1-3で逆転負け。

ドジャースは4回に1点を先制したものの、カブスの先発ショーン・ギャラガー投手の前に7回4安打、1失点と打線が振るわず。結局、後続のカルロス・マーモル、ケリー・ウッド両投手からも得点を奪えず、好投の黒田を援護できなかった。

黒田は1-0で迎えた7回、先頭打者をフォアボールで出すと、1死後、アルフォンソ・ソリアーノ左翼手のヒットで1死一、三塁としてしまう。ここで勝利投手の権利を残したまま降板となり、ジョナサン・ブロックストン投手にマウンドを譲る。しかしエラーとヒットで2点を失い、逆転となる走者を出した黒田に失点がついた。結局この日の黒田は6回1/3を投げて7安打、3四球、3奪三振、2失点(自責点1)の投球で4敗目(2勝)