2008/05/17

松坂大輔 開幕から7連勝

レッドソックスの松坂大輔が17日、本拠地フェンウェイ・パークでブルワーズとのインターリーグ、ダブルヘッダー第1試合に今季9度目の先発登板、7回途中2失点(自責点0)の好投で開幕から無傷の7連勝を飾り、メジャー自己新記録を打ち立てた。

レッドソックスが初回、2死満塁から押し出し四球で1点を先取。続く2回にはオルティーズがレフトフェンス、通称“グリーンモンスター”越えの今季8号3ランをたたき込んだ。さらに8回にエルスブリーのタイムリー二塁打で1点を加えたレッドソックスは、先発の松坂からロペス、デルカーメン、パペルボンの投手リレーでブルワーズの反撃を断った。

松坂は序盤にいずれも先頭打者を出塁させたが、切れ味鋭いスライダーなど変化球で後続をピシャリと抑えて、得点を与えなかった。早い回に味方打線から援護をもらうと、中盤まで得点圏に3度走者を許すも要所を締めるピッチングでホームを踏ませなかった。しかし、終盤7回に2死から味方守備のエラーで走者を背負うと、キャメロンに甘く入った初球のスライダーをとらえられ、今季4号2ランを被弾。さらにヒットを許し、2死一塁となったところで降板した。投球内容は6回2/3、被安打7、奪三振6、与四死球3、球数103、防御率2.15。