2008/05/11

黒田博樹 7回2死までノーヒット・・・

ロサンゼルス・ドジャースの黒田博樹投手は11日、地元でのヒューストン・アストロズ戦に先発登板。7回2死までノーヒットピッチングを展開するなど6回2/3をわずか1安打、3四球、5奪三振、1失点に抑えた。しかし後続が逆転を許したため、白星はお預けに。

ドジャースは黒田の好投もあり、7回まで3-1とリードしたものの8回に登板した3番手のジョナサン・ブロックストン投手が誤算。ブロックストンは松井やバークマンらに5連打を浴びて3-4と逆転を許すと、1死後にも2点適時打を打たれ、結局1アウトを取っただけで6失点という炎上ぶりだった。ドジャースは9回にも1点を失うと、その裏に2点を返したが、追い上げも及ばずアストロズに3タテを喫した。

黒田は、初回に松井を外の変化球で見逃し三振に仕留めるなど3者凡退と上々の立ち上がり。その後も、5月に入ってから8試合で打率6割7分7厘と絶好調の主砲ランス・バークマン一塁手をセンターフライ、ショートゴロ、空振り三振に仕留めるなど7回2死までノーヒットピッチングを続ける。 しかし黒田は、ノーヒットノーランの快挙まであとアウト7つというところでハンター・ペンス右翼手にレフト前ヒットを許す。次打者に四球を与え、ここでマウンドを降りると、後続が二塁走者の生還を許したため、黒田には1失点がついた。