2008/04/01

松坂、今季初勝利!

松坂、圧巻ピッチングで今季初勝利!――米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔が1日、敵地マカフィー・コロシアムでのアスレチックス戦に今季2度目の先発登板、7回途中1失点と好投し今季1勝目を挙げた。岡島秀樹は松坂の後を継いで登板し、1回を投げて1安打無失点に抑えた。

試合は1点を争う投手戦となった。2回にカストのソロ本塁打で先制されたレッドソックスは、相手投手ブラントンの攻略に苦戦。しかし、5回2死一、二塁からエルスブリーのライト前タイムリーヒットで同点に追い付く。続く6回、ユーキリスの三塁打でチャンスをつくると、松坂の“女房役”バリテックの二塁打で勝ち越しに成功。レッドソックスが1点差の接戦を制し、松坂に今季初白星が付いた。

松坂は2回、4番カストに先制の一発を浴びるも、これで崩れることはなかった。伸びのあるストレートを主体に、コントロール抜群のスライダーとカットボールで“奪三振&無四球ショー”を披露。2回を除く6回まで毎回の奪三振で貫禄を見せた。7回途中、2者を打ち取り2死走者なしの場面で降板。投球内容は6回2/3、被安打2、奪三振9、与四死球0、球数96。 

岡島は7回2死走者なしから2番手として登板。いきなり四球を出すも、後続をきっちり抑えた。8回もマウンドに上がり、1安打を許して2死一塁となったところで降板。投球内容は1回、被安打1、与四球1。