2008/04/13

松坂、5回4失点も3勝目!

松坂、松井秀との対決は1安打2四球――米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔が13日、本拠地フェンウェイ・パークで松井秀喜の所属するヤンキースとの3連戦最終戦に先発登板、5回4失点も今季3勝目を挙げた。

試合は両チームの先発投手が立ち上がりに苦しみ、打撃戦の様相を呈した。レッドソックスはヒューズの制球難を攻め、ラミレスのタイムリーヒットなどで初回に3点を先制。さらに3回には四球から3連打で2点を追加し、早くもヒューズをマウンドから引きずり降ろした。序盤だけで7得点を挙げたレッドソックスは、じりじりと追い上げるヤンキースを5投手のリレーで逃げ切った。

松坂は制球が定まらず、毎回の与四球で走者を背負う。3回にデーモンへの四球と盗塁で2死二塁のピンチを招くと、得意としているアブレイユにはレフトフェンス直撃の二塁打を許し、1失点。続く4回、先頭打者の松井にセンター二塁打を打たれるなど3長短打と犠牲フライで3点を失った。5回にも2死から松井に2つ目の四球を与えた後、ポサダのレフト前ヒットで得点圏に走者を置く苦しいピッチングが続いたが、何とかしのいでリードを守った。投球内容は5回、被安打5、奪三振2、与四球6、球数116。