2008/04/14

黒田が本拠地デビュー戦で好投も・・・

ロサンゼルス・ドジャースの黒田博樹投手は14日、地元でピッツバーグ・パイレーツと対戦。初めてとなる本拠地ドジャー・スタジアムのマウンドで6回を3失点に抑え、打撃ではメジャー初ヒットとなるタイムリー二塁打で1打点をマークした。しかし9回からマウンドに上がった斎藤隆投手が逆転3ランを浴びて黒田の白星が消滅、ドジャースは4-6で接戦を落とした。

ドジャースは1点を追う6回にジェームス・ローニー一塁手の適時打で追いつくと、さらに2死二塁から新人ブレーク・デウィット三塁手がライトへ勝ち越しタイムリー。7回以降は小刻みな継投でパイレーツ打線を封じ込めたが、最後に斎藤が崩れた。

黒田は2回、2死一塁からホセ・ボーティスタ三塁手に先制2ランを被弾。しかしその後は走者を出しつつも追加点は許さず、逆に1点を追う5回には1死三塁から三塁線を破る同点タイムリーツーベースを放つ。その直後の6回にハビエル・ネイディ右翼手の適時二塁打で再び1点を勝ち越されたものの、味方がその裏に逆転。黒田はこの回に代打を送られてベンチに退いたが、6回を7安打、無四球、2奪三振、3失点。