2008/04/04

黒田、メジャー初登板で初勝利!

ロサンゼルス・ドジャースの黒田博樹投手が4日、敵地でのサンディエゴ・パドレス戦でメジャー初先発。井口資仁二塁手から三振を奪うなど、7回まで3安打1失点の好投を披露。勝利投手の権利を得て降板した。ドジャースは7-1で勝利。黒田は、メジャー初登板で初勝利を挙げた。

ドジャースは1-1の7回、1死から3連続四球で満塁のチャンスを演出。すると、2番ラッセル・マーティン捕手が勝ち越しの2点タイムリーをマーク。さらに続くジェームズ・ローニー一塁手が犠牲フライを放つなど、この回打者10人を送る猛攻で、一挙6点を奪い試合を決めた。

メジャー初マウンドを敵地ペトコ・パークで踏んだ黒田。初回に先頭打者をサードゴロに打ち取ると、早くも井口との日本人対決が実現し、カウント2-1から記念すべきメジャー初三振を奪った。その後も安定した投球を続ける黒田は5回まで二塁も踏ませず。6回2死からブライアン・ジャイルズ右翼手に同点ソロアーチを浴びたが、直後の7回に味方打線が一挙6点を勝ち越し。結局7イニング、77球を投げて3安打、無四球、4奪三振、1失点。